暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?魔窟〜Devil’s Laboratory〜
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義室のような場所だ。
「おはようございます、隊長!」
第3ミーティングルームには先客、首都防衛隊・隊長、ゼスト・グランガイツが居た。クイントさんの敬礼に「ああ、おはよう」敬礼を返した騎士ゼストが俺へと視線を移した。だから俺も「本日はお世話になります、騎士ゼスト」そう敬礼してみせた後にハッとした。
「あ、局内ではグランガイツ一尉とお呼びした方が良いですね。失礼しました」
「気にするな。それよりもこちらこそ世話になるぞ、セインテスト査察官。・・・なるほど。良い面構えをしている。イリスの父リヒャルト司祭から娘を盗られたと、時折絡み酒に付き合わされることもあるが。聴いていた話とは随分違うな。まぁ、リヒャルト司祭は子煩悩ゆえ、か。苦労するな」
そう言って苦笑した騎士ゼストには「いえ」こちらも苦笑するしかなかった。それから席に着いて防衛隊のメンバーが揃うまで待ち、そして「あ、ルシル君。おはよう♪」メガーヌさんを始めとした隊員たちがミーティングルームに集まっていく中、騎士ゼストに挨拶を終えたら俺をチラッと見ていく。メガーヌさん以降の隊員はみんなそんな風に席に着いていった。
「全員揃ったな。では最後のミーティングを始める。が、その前に本日の任務に同行してくれる局員を紹介しよう。本局・内務調査部所属、ルシリオン・セインテスト査察官だ。特別技能捜査課の捜査官としても優秀であり、魔導師ランクS+の古代ベルカ式の騎士だ。それに知っている者も少なくないだろうが、彼はパラディース・ヴェヒターの参謀、ランサーだった男だ。実力もその知識・知恵も申し分ないだろう」
「紹介に与りましたルシリオン・セインテストです。本日はお世話になります。よろしくお願いします!」
椅子から立ち上ったうえで敬礼で挨拶すると、「よろしくお願いします!」クイントさんやメガーヌさんら隊員たち全員が敬礼で返してくれた。一応の犯罪者でもあったパラディース・ヴェヒターの一員だったことには誰からも文句や反対が出なかったことには感謝だ。そして隊員たちからの簡単な自己紹介を受けた後、今回の任務について改めて確認をすることに。
「任務内容についてはすでに伝えている通りだ。中央区南にあるハゲネ山脈が任務先だ。ハゲネ山脈には旧暦の負の遺産である研究施設が多数存在している。その全てが新暦と同時に廃棄されてはいるが、残念なことに今は犯罪者の温床となっている。我々も何度か検挙しているな。その廃棄された研究施設の1つに、広域指名手配犯ドクター・プライソンと関わりがあり、さらには不許可で機能している施設があるという。そこを捜査する」
モニターに山脈のマップが映し出され、廃棄された研究施設の位置を表す光点が7つほど表示された。騎士ゼストは「ある情報により、これよりさらに3つに絞られる」そう
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