第9話 急展開??増える増える同居人??
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伽耶「…まさか浮気?」
大輝「んなわけあるか。」
伽耶さんが天使のような笑顔で問いかけてくる。背筋が凍りつくようなオーラを漂わせて。いや、怖い怖い。そーいえば伽耶さんは美少女だけど極度のブラコンなんだっけ。ってか冷静を装いつつ微妙に焦ってるマスター面白い。笑
なんだかマズイ気がするけど、これはこれで面白いことになってきたので私も流れに乗ることにする。
ミク「マスタぁ…さっきの続きはぁ?」
ミク「私…もう体が欲しがっちゃって
ますよぉ〜。」
ミク「貴方のあつぅいミルク。」
大輝「ば、ばか??何言ってんだミク??」
伽耶「…??」
伽耶さん固まってますね。ついでにマスターだいぶ動揺してますね…これは相当…
伽耶「二人と死ねぇ??」
大輝「待て…金属バットはマズイ??」
ミク「え、私もですか??」
伽耶「問答無用??」
大輝・ミク「ぎゃあああああああ??」スパァン??
…大晦日の昼間。那覇家には男女の大きな悲鳴が響いたそうです。
ー大輝視点ー
…痛ぇ。まだ頭がヒリヒリする。ミクの悪ふざけで伽耶に金属バットで殴られたあと、俺は冷えビタで頭を冷やしつつリビングのソファーで一眠りしていた。そして起きた。伽耶の奴は加減を知らねえからな…一瞬天国が見えたわ。
さて…今何時かな…
大輝「午前11時か…」
そろそろ飯の準備でもするか…今日の昼飯はそうだな。パパッと炒飯でも作るか。
大輝「…伽耶?」
冷蔵庫の前に立ち塞がる伽耶。まさか何かつまみ食いしてんのか…?だとしたらさっきの金属バットの恨みも含めてここはひとつボコボコに…
大輝「伽耶?」
伽耶「あぁ、お兄ちゃん?あのさ…」
大輝「アレ?つまみ食いしてたんじゃないのか?」
伽耶「…また殴られたい?」
大輝「冗談です。」
つまみ食いじゃないのか。伽耶はどうやら冷蔵庫に貼り付けてあったカレンダーを眺めていたようだ。カレンダーには俺や伽耶の予定がビッシリ書かれている。
伽耶「ねぇお兄ちゃん?」
伽耶「三が日開いてる?」
大輝「…特に予定はないな。」
伽耶「じゃあさ。《北野天満宮》行こう?」
大輝「…それ修学旅行でも行かなかったのか?」
伽耶「行ったけどさ…」
伽耶「今年受験だから改めて行きたいって
いうか…」
理由はわからなくはない。ただし、現実的には無理だ。今から京都のホテルを予約するなんて不可能だろうし、そもそも金がない。だから俺は現実を突きつけることにした。辛いがこれも妹の為だ。悪く思うな。
伽耶「ホテルはもう取ってあるから。」
伽耶「おじいちゃんとおばあちゃんが
プレゼントしてくれたの。」
大輝「
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