3部分:第三章
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に声をかけてきた。
「お早う」
「お早う」
クラスメイト達にはにこやかに返す。
「いつもながら決まってるわね」
「そう?」
「ええ。今日はあれね」
「アイシャドーは赤なのね」
「趣向を変えてみたのよ」
くすりと笑って皆に話す遼子だった。
「ちょっとね」
「何でそうしたの?」
「あれなのよ。昨日のドラマね」
「ええ」
「あの。ほら」
ここであるアイドルの名前を出す。
「あの娘のメイクがよかったから」
「そうでなの」
「そう、それでやってみたの」
こう皆に説明する。
「上手くいってるのね」
「充分よ」
「そう、よかったわ」
それを聞いて安心したようににこりと笑う遼子だった。応えつつ自分の席に着く。自然と皆に囲まれそれと共に机の上に鞄から取り出したファッション雑誌を開く。
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