第32話 マテ娘達の学校生活
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「行ってきます」
私たちの学校は隣の遠見市にあるため、レイとフェリアよりも朝早くでなければなりません。
「ほらライ、しっかり歩け」
「眠いよ〜」
テストが終わって嬉しかったのかレイと朝方までゲームしてたらしいですからね。
レイは大丈夫でしょうか………
「おはよう星さん」
「おはようございます」
私達三人は同じクラスの2−4です。
みんな落ち着いており、周りと比べるととても静かなクラスです。
「ライ、昨日ここで詰まったんだけど………」
「ああ、そこはね………」
ライはクラスの男子とゲームの話をしてますね。
ライは活発で男子の方が話が合うみたいなのでよく話しています。
「………………」
夜美はついた途端、小説を読み始めました。
夜美はあまり自分から話しかけたりしません。けど決して省かれているということでは無いのですが………
ちょっと心配です。
レイに話した所、夜美はそんなに気にしない奴だから大丈夫だって言ってましたけど。
夜美もっとクラスに馴染んでほしいのですが………
「ほら、静かにしろ。授業始めるぞー!!」
今日もまた一日が始まりました。
「くか〜くか〜」
ライは反省というものが無いのでしょうか?
また一時間目から爆睡しています。
お願いですから黙って寝てください。
「レイ〜」
ああ、また男子の顔が変わりました。
ライは男子にとても人気があります。
なので、レイの存在がとても気になるようです。
レイが襲われるような事がなければいいのですが………
「クラス委員この教材、準備室に持っていってくれ」
私はクラス委員をやっているので色々と先生の手伝いをしたりします。
「少し手伝うか?」
「ありがとう夜美。ではお願いします」
よく夜美は手伝ってくれるので助かります。
私のもう一人のクラス委員はすぐサボるので話になりません。
一度、オハナシするべきですかね……………
「……………星顔が恐いぞ」
はっ!?危うく飛ぶところでした。
危ない、危ない………
「だから、なるべく一人に出来ないのだ…………」
何か呟いたような気がしますが気のせいでしょう。
「今日はバレーボールをします」
3時間目の体育の時間、今日は雨が降っているので女子はバレー、男子がバスケみたいです。
「いっくよ〜」
ボールを高々と上げジャンピングサーブ。
相変わらす運動神経抜群のライ。
「甘いな」
それを難なく受け止めてボールを上げる夜美。
夜美もライほどではありませんが、運動が得意です。
「星ちゃん、行ったよ」
「りょ、了解です
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