暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS Dの戦士/JS事件
第1話 黒き戦士は何者なのか?
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
われる魔導機械がこちら…」

その後再び映像を出す。
そこには横長の円柱のような機械が映し出されていた。
例えるなら車のタイヤに近い形だろうか…

「通称、ガジェットドローン。レリックをはじめ、特定のロストロギアを捜索し、
それを回収しようとする自立行動型の機械です」

「…それだけではないだろう?…フェイト執務官」

1人の男性がふっと言う。

「はい…そしてなによりも脅威なのが…これです」

新たな映像が現れる。そこには近未来にありそうな黒い車と
その車の配色と同じ黒い戦士が写っていた。

「これは…」

他の局員達がざわつき始める。未確認のUnknown(アンノウン)が更に確認されたからだ。

「私たちはこれを…DRIVE(ドライブ)と呼んでいます。
未だ未確認であり目撃情報が少ないため…判断が厳しい状況ではありますが…
これは限りなく黒に近い灰色。そう想定した方が良いでしょう
少なくとも…一部の管理局員はこのドライブにより負傷しています。
なによりも黒に近いと断定できる材料の一つは…ガジェットドローンの居る場所でのみ…
目撃情報が確認されているためです。そしてもう一つは…管理局が護送中だった
ロストロギアの一部をガジェットドローンと共に奪取した事です」

その一言で再び周りがざわつく。ロストロギアの護送となれば
管理局の精鋭部隊がその護送の任務にあたるモノだ。
そんな護送中のロストロギアを強奪したとなれば周りが驚くのも無理もない。

「フェイト執務官。少々質問をよろしいでしょうか?」

「はい、どうぞ」

1人の局員が手を挙げ質問をする。

「何故…ここまで黒と断定しても良い材料があるのに灰色なのでしょうか?」

「それは…人が装着している可能性もあるからです」

「それはこのドライブとやらがBJ(バリアジャケット)のような働きをしている。
そう捉えてよろしいのですか?」

「ええ…ですが判断が難しいです。熱源を探知できる機械や魔法が全て
ドライブの前では打ち消されるのです…これは―もしも―の可能性ですが…ドライブに装着者が居た場合
現在三つの可能性が考えられます。一つ目は次元犯罪を犯している犯罪者に家族などの血縁者や
知り合いを人質にされている可能性。二つ目はその犯罪者とは別の目的でロストロギアを集め、
ガジェットドローンのデータを記録している可能性。
そして三つ目。これの可能性であれば一番厄介です。その犯罪者と協力関係にある可能性。
以上の三つが現在想定できる可能性です…これらの事から、黒。と断定する事は難しいのです」

また周りがざわつく

「あーゴホン!まぁ今…八神陸上二佐とフェイト執務官が説明してくれた通りだ。
諸君らも
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ