第1章:平穏にさよなら
第26話「これから」
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る。
男性がオレンジで、女性が白い魔法陣を発生させたらしい。
「「“トワイライトバスター”!!」」
そして、魔法陣からオレンジと白が混ざったような砲撃が放たれる。
それは熊モドキをいとも簡単に飲み込み、そのまま森の奥へと消えて行った。
「....ふぅ、なんとか倒せたな。」
「ええ。」
熊モドキを倒した事を確認した二人は、そこら辺に放置しておいた猪モドキを再び担ぐ。
「さて、帰ろうか。」
「そうね。」
そう言って二人はどこかへと足を進める。
「......。」
「....あの子達の事を考えてるのか?」
「...ええ。」
ふと、女性が物思いにふける。
「...大丈夫さ。あの子達はしっかりしているから。」
「でも、早く帰らないと...。」
「....世界を渡る手段が見つからない限り、無理だよ...。」
そう言って二人共落胆の溜め息を吐く。
「...信じるしかないよ。俺たちは。」
「...そう、よね...。」
幾分か暗い表情のまま、二人はその場から去って行った....。
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