第三話
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本では弾薬の調達限りがあるからだ。警察や自衛隊から弾薬を補充できるとは思えないが、それでも5・56mmNATO弾や9mmパラべラム弾といった自衛隊や警察が正式化している口径に合わせるのも、万が一の補給するための準備でもある。そしてショットガンの散弾は猟銃等が置いてある銃砲店にいけば、補給も出来るので何とかなる。
「よし皆。武器は揃えたか?」
全員が頷いた。なお鞠川先生には武器は渡していない。本人が扱えないのも理由の一つであるが、何より危ないからだ。何しろこの人の天然で万が一にも銃を撃って<奴ら>が群がって全滅するという未来が簡単に想像できる事も理由の一つだ。
そして集めた武器を車庫に置いてある軍用車の所に置く。これも俺が購入システムで高い金で購入した乗り物の一つであるイタリアの商用車製造会社で制作されたイヴェコLMV。車体的にも日本の軽装甲機動車とほぼ同じサイズであるため、日本の道路企画に合わせて俺はこれを購入した。実際に乗れる人数も軽装甲機動車より多いのも理由の一つだ。しかもLMVはRWSという装備がついており、機関銃を車内で遠隔操作も出来るので誰もが正確な射撃が出来るため、俺はこれを気に入っている。
「先生。発進準備はOK?」
「うん。任せて」
人数的には狭いが、こればかりは仕方ないと割り切ろう。そして装備を整えた俺達はLMVで再び<奴ら>が屯する地獄に戻るのだった。
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