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ロックマンゼロ〜救世主達〜
第30話 新たな物語
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ないで。私達は仲間なんだから」

「ゼ…ゼロ……ルイン……」

いつも傍にいて、自分を励ましてくれるゼロとルイン。

シエルにとって、ゼロとルインはもう欠かせない存在になっている。

「取り乱しちゃってごめんなさい二人共…また、誰かが傷つくのかと思うと…私…目の前が真っ暗になっちゃって…。でも…まだ他のやり方が見つかるかもしれない……。私は、諦めないわ!!みんなが幸せに生きられる世界を…。また二人に迷惑をかけてしまうかもしれないけど…。人間とレプリロイドが共存出来るその日まで、二人の力を貸して欲しいの」

かつてコピーエックスを造ってしまったせいで、レプリロイドにとって地獄のような世界にしてしまった。

コピーエックスが蘇り、また同じことになってしまうのかと不安になるシエルだが、今の自分の傍にはゼロやルインがいてくれる。

弱音を聞いてくれる二人の存在はシエルにとって救いであった。

「ゼロさん、ルインさん。いつでも行けます……。ミッションを選択しますか?」

「うん」

「では、選択出来るミッションを表示します。」

「ついでにそのエリアで一番高いエネルギー反応を持つレプリロイドの画像もお願い」

「了解。各エリアの高エネルギー反応のレプリロイドを表示します。」

ルージュとジョーヌが端末を操作してモニターに各エリアと、そこにいる高エネルギー反応のレプリロイドを表示する。


ボス:ブレイジン・フリザード

エリア:アグニス火山の基地

ミッション:ネオ・アルカディア軍偵察


ボス:チルドレ・イナラビッタ

エリア:海上のハイウェイ跡地

ミッション:ダークエルフ反応の確認


ボス:ヘルバット・シルト

エリア:兵器再生工場

ミッション:工場の破壊


ボス:テスタンツ・マンティスク

エリア:旧居住区

ミッション:ダークエルフの調査


これらが今、自分達に出来るミッション。

ゼロとルインはモニターを見つめ、どこに向かうかを考えていた。











おまけ

今日はホワイトデーなので、ホワイトデー話。

とある某所にて、エックスとゼロが会話をしていた。

「ゼロ…君はシエルからチョコを貰ったよね?」

「ん?ああ、美味かったぞ。」

「ルインからも義理チョコを貰ったよね?」

「そうだが、それがどうした?」

「ゼロ、明日はバレンタインのお返しをするホワイトデーと呼ばれる日なんだ。」

「お返し?」

「うん、チョコを貰った相手にクッキーやキャンディー、マシュマロ等のお菓子とかをあげるんだよ。ホワイトデーに渡すお菓子と言えばクッキーだね。僕、作り方知っているか
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