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忘れ去られし古伝
二説目…
KNOCKIN ' ON HEAVEN 'S DOOR
2話

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助太刀致す。





あんな細い剣でよ。

柄を持った途端、神の僕ってのが腰から真っ二つだぜ?

そりゃ皆盛り上がるさ!

なんつってもよ。
今、人間は神様達と喧嘩の真っ最中だからよお。

理由?さあな。
俺ら下っ端なんかには分からねえよ。

まあ、本当の神様が来たら、速攻で殺られるだろう。


そいつは深々と傘見たいなもん被ってな。
俺らに言ったんだ。





失礼致す。





訳わかんねえだろ?
俺はこの隊の一応、副隊長だからよお。

副隊長だからなあ。
助けてもらった義理は、返さねえとな。
礼儀は欠かせねえよ。





あんた!助かったぜ!
名くらい、いや!今日は、飯でも一緒にどうだ?





拙者、この地の者ではない。
失礼致す。





酒あるよ?





うむ。
これも何かの縁。
断る理由も無き故…





難しい言葉だったが、結局呑むんだろ!
なんてよ、実際呑んだらよ。

すぐ酔ってよお…

話しもクソも寝ちまってなあ。

でも面白い奴だったぜ。


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