6部分:第六章
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陽子自身もそれは否定しなかった。できなかった。
「そういうことね」
「そうそう。それじゃあね」
「頑張ってね」
「ええ、そうするわ」
笑顔に戻って頷く。そうしてだった。
陽子は怖がりであることを隠さなくなった。すると以前よりも人間っぽくなり親しみやすくなったと周りから言われた。彼女にとってもいいことだった。弱点を認めるということは。
弱点 完
2010・12・29
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