第31話 とある梅雨の一日
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ゃんと二人のコンビだったらこの中学がもっと面白くなると思ったから」
何かいつの間にか凄い評価高いんですけど………
「確かに零治君はそんな感じするなぁ」
はやてまでかよ………
「嫌ですよ。俺、そんな柄じゃ無いんで………」
「そう、まぁいいわ。すぐいい返事をもらえるとは思っていなかったから。取り敢えず頭には入れといて頂戴」
「まぁ了解しました」
「じゃあ次は期末のあとにやる企画の事を相談しましょう」
その後、俺とはやては何故か生徒会メンバーと一緒に下校時間ギリギリまで打ち合わせをしていた。
「零治君、ええんか?」
帰り道、そのままの流れではやてが会長との話をしてきた。
「ああ、俺は嫌だよ。俺は基本、静かに平凡に過ごしたいんだよ」
「でも、私も会長が言う通りだと思うで。私達も直ぐに零治君とは親しくなれたやん」
「お前たちが変わってるんだよ」
お前たちは人が良すぎるんだよ。学校の省かれ者の俺に簡単に話しかけてくるところなんかは。そんなんじゃ、いつか足元をすくわれると思うぞ。
「………世の中はそんなに優しくはないからな」
「?何のことや?」
「独り言だ。それにはやては管理局員だろ。そうなると副会長に出来ないだろうが」
「そ、それって、私が…………」
「はやてを巻き込めないならやったって意味ないだろ」
「そうやろうと思ったわ!!」
頭をハリセンで叩かれた。
なして?
その後、はやては不機嫌だったが、下らない話をしながら俺達は帰路に着いたのだった。
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