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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter33
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ブラッドウルフの親がいなくなりチャンスと踏んで全力で殲滅することを指示しブラッドウルフたちを次々と狩っていく。

「こいつで!ラストォ!」
遂に残り一体となり雄也がアークで切り上げて上空に吹き飛ばす。

「っ!雄也!まだ生きてる!」

切り飛ばされたブラッドウルフは体制を立て直し上空から雄也を襲おうとしていたが…

「わかってるよ…圭」

「了解です」

そして轟音と共に圭の銃器から放たれた魔力弾がブラッドウルフを貫き最後の一体も撃破を確認した。

「ふぅ…これで終わりだな…それじゃあ圭達は下に降りてきてくれ」

雄也は通信機で指示して2階にいる圭たちが2階から降りてきているのをみてアークに残りどれだけ時間があるのかを聞いてみる。

「アーク爆破まであとどれくらいだ?」

[残り時間19分52秒です]

「それだけあれば脱出に十分だな」

残り時間を聞いて安心する雄也に悠里たち全員が近づいてくる。

「さてと、帰りましょうか」

「そうだな」

そうして雄也達は漸くリバーシティ・トロン向け出す…

「ねえ、みんな…」

ことができると思っていたが由紀が足を止めてみんなに訪ねた。

「どうしたんだ?由紀?」

「なんか音しない?下から」

「音?」

由紀がそういってるのでみんな耳を研ぎ澄まして聴くがそういった音は何も聞こえてなかった。

「なんも聞こえないけど…」

「……ちょっと待て…なんか地面が揺れている」

何も聞こえてこないことで気のせいかと思った矢先次は誠が地面が揺れていることに気がつきそれは全員がそれに気がついた。

「…本当ですね…地震…ではないのですか?」

「…美紀…違う…何か下からぶつけてる音が聞こえてくる…」

圭も他のみんなも揺れともに何かの音も次第に大きくなっていることに気づく。

「まさか…雄也先輩!」

「まさかあいつか!」

圭と雄也はこの揺れと音の正体があいつではないのかと嫌な予感が過り、直ぐ様に全員に向けて叫ぶ。

「直ぐに広間中央から離れるぞ!」

そういって雄也は近くにいた優花と音姉を抱えて中央から離脱し、他も胡桃は悠里を誠は由紀を圭は美紀を連れてそれぞれ中央から離れた直後地面が砕ける音と共に巨大な鋼鉄の拳が地面から突き出てきた。

「な、なんだ!?」

直ぐに全員が一ヶ所のところに集まりその拳に視線を向けるとその拳は動き地面に掌をつけて次第にその巨大な鋼鉄の姿が地上へと這い出てくる。

「まさか…ゆうくんが言ってたあいつって…」

「そのあいつだ、でかいから出てこれないと思ってたがまさか天井突き破って出てくるとは思ってなかった」

予想外の展開に焦りの色を隠せない雄也
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