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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter33
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わかった、雄也くんも気を付けてね」
「ああ、わかってるよ、最後にみんなこの通信機を耳につけてくれこれでみんなとの連絡を取り合う」
雄也に言われ全員通信機を耳につける。
「あの、雄也先輩…まさかあいつとも戦うってことには」
通信機をつけた後圭が不安がって雄也に聞いてくる。
「あいつって?雄也なんのことだ?」
胡桃も心配になって雄也に聞いてきた。
「気にするな、あの大きさじゃあ出口は通れないから問題ない、だから俺達の敵はブラッドウルフだけださせと、行くぞ」
作戦が決まり雄也達は部屋を出て2階のエスカレーター前に陣取り下のブラッドウルフを見下ろす。
「さてと、逆赤ずきんだ」
赤ずきんは本来狼が赤ずきんを襲うというシナリオだがその逆版、赤ずきんが狼を狩る、その意味合いがあって雄也はそういった。
「ふ〜……開幕の狼煙を上げろ!!」
雄也の号令と同時に先手必勝と圭が砲弾を放ち、放たれた魔力炸裂弾は一階の中央に着弾しそこから周囲に散弾し爆発して良い先手を取ることに成功する。
「行くぞ」
先手をとったのを確認すると雄也はその短い言葉をいった後雄也含めて4人は飛び出して、着地と同時に近くのブラッドウルフを切り裂く。
雄也と誠は場数が違うからか次々とブラッドウルフを捌き倒していく。
その一方で胡桃と優花は危なげなところもあるが何とか対処していた。
バックアップの圭と悠里もフォローもあって完全に戦線は雄也たちの方が有利な状況であった。
「っ!?」
2階にいる悠里が通路の奥からブラッドウルフの一際大きい個体が出てきたのを目視し通信機でその場から近い人物に通信する。
「胡桃!近くの通路から親が現れたわ!直ぐに倒して!」
「っ!あれか!」
通信を聞き通路に振り向き親を確認して胡桃は真っ直ぐと突っ込んでいく。
「たあぁぁぁぁっ!」
胡桃のガングニールの射程範囲に入ったのをみてガングニールを振るいダメージを与えようとしたがブラッドウルフの親と言うべきか胡桃のはなった攻撃を避けられる。
攻撃を放った胡桃は隙を生んでしまいそこをブラッドウルフは噛みつこうと襲い掛かる。
「っ!!」
胡桃とっさにガングニールで防ぐが力で胡桃が押されている。
「胡桃!!圭!悠里!胡桃を援護できないか!?」
「無理よ!胡桃も当たるわ!」
「…くそ!待ってろ!今助けに!」
雄也は胡桃の危機に駆けつけようと襲い掛かるブラッドウルフを一撃で倒した後、胡桃のもとに向かう。
(こんなところで負けるわけにはいかない!)
雄也が胡桃のもとに駆けつけようとしているなか胡桃は意を決してガングニールを握っていた右を離すとブラッドウルフを、押さ
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