暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
進級試験とウロボロス
対死神戦とプルート戦×旧魔王派の残党と神殺しの武装+毒
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
まさか!またあの現象でも起こったのか?それではまた百年眠るのか!?」

「プルートとの戦い後、旧魔王派の残党が現れてな。神殺しの毒入りの弓矢で貫かれて、その直後に神殺しの剣で斬られたが何とかなりそうだ。それに体内にはサマエルがいたお陰で解毒は済んだがな。それとアザゼルに言っとくがあの現象にはならん。今回は数日で帰還するだろうが、ヴァーリと曹操らにアグニとオーフィスよ。俺は一時的に眠るとする。だが俺は死なんし、俺は神で創造神だから・・・・な」

そう言って消滅してしまった一誠君。残ったのは黒の駒だけで、僕達は分からなかったけど先生が膝をついてからフロアの床を叩いた。

「クソったれ!またこの現象が起きるとは!一ちゃん!眠っている間に、冥界に出現したドウターについては俺達が何とか見せる。だからしばらくは眠っとけよ、俺の盟友!」

ヴァーリ達も意味を知った瞬間泣いたが、アグニとオーフィスによる指示を聞いたのかすぐに泣き止んだ。

「アザゼル、黒鐵改も透明になって消えたようだ。だが一誠は戻ってくるはず。奏さんも優斗も1番艦と2番艦で、本家に向かったそうだ。曹操、トレミー3番艦の指揮権は一時的に俺となった。その黒の駒は一時的だが君達に預けようと思う、行くぞ!」

「分かった、俺達の主である一誠の敵討ちだ!ドウターを倒すと同時に一誠を殺した旧魔王派共を倒す!」

「我らも承知の上だ、早く次元の狭間本家に帰還しようではないか」

「一誠・・・・仇は我らが取る」

黒神眷属の皆この部屋を出て行ってしまった。まるで一誠君が帰って来るのを信じているみたいに。アザゼル先生の声を聞いた僕達はやっと意味を理解した。朱乃さんはその場にへたりと力が抜けて座り込み、部長はその場で立ち尽くした。

「・・・・一誠さんは?・・・・え?」

怪訝そうに伺うアーシアさん、反応を示さない小猫ちゃんに本来ならヴァーリ達と共に行くはずだったレイヴェルさんは小猫ちゃんを静かに抱き着いた。この日、僕らはこの場で消滅した友を失ったのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ