暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
進級試験とウロボロス
対死神戦とプルート戦×旧魔王派の残党と神殺しの武装+毒
[8/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「分かっているし、我とオーフィスが愛した者をここに召喚させる為にな」

「我も・・・・一誠を必ず取り戻す」

あの後、ゲオルグとルフェイの後方支援によってフィールドから脱出出来た。トレミーから降りてすぐに、中級悪魔昇格試験センターに転移魔法陣フロアに僕達グレモリー眷属と黒神眷属が集まった。アザゼル先生が、地下の一フロア全体に神をを呼び出す魔法陣を描き神門を開いて一誠君を呼び寄せようとしている。

でも冥界にも危機が迫った。この前あったドウターゲートが複数確認されたと聞いてから、ソレスタルビーイング副司令官である劉零さんは早速指示を飛ばしていたようだけどこちらまで余裕がなかった。各都市にゲートが開き、次々とドウターが出現したけど既に三大勢力による同盟が迎撃部隊を派遣していた。

だがドウターもこの前よりも強化された事で、CB以外の部隊は手を焼いているみたいでヴァーリが通信機で連絡後に残ってくれた。

『先程奏さんから連絡があった・・・・一誠は二〜三日眠るらしいぞ』

『そんな!ではシャルロット様は知っているのですか?』

『それがドウターゲートの情報収集で手が回らんそうで、アグニとオーフィスの指示で動く事となりそうだ』

『そうか・・・・』

同盟関係にある各勢力からも救援部隊が派遣されているようで、天界からは『御使い』からで堕天使サイドは神器所有者だそうだ。北欧からはヴァルキリー部隊など、冥界悪魔側の危機に応じてくれたようだ。ゼノヴィアさんとイリナさんは天界に、シーグヴァイラさんとレイヴェルさんは冥界に行ってくれたお陰で事件の顛末を各上層部に伝える事が出来た。

しかしこのままだと、ドウターが魔王領にある首都を破壊されるかもしれない。既に都民の避難が開始されているが、全ての完了が間に合うかは厳しいようだ。君の力が必要だ、ドウター戦ではいつも君がいた。創造神黒鐵様の力は今必要だ!だから帰ってきてくれ。

「よし、繋がったぞ!」

先生が叫び、巨大な魔法陣に光が走る!先生の持つファーブニルの宝玉が金色に光り、ヴァーリは白く発光して、タンニーン様は紫色に、アグニ様は真紅でオーフィスは黒と銀色となり輝いた。それに呼応するかのように魔法陣の輝きが一層広がっていく。力強く光り輝く魔法陣が弾けて何かを出現させようとしたが、閃光がこのフロア全体を包み込んでいく様に思えた。

眩い光を手で遮ったがそれも止み、僕達は視線を魔法陣の中央に向けた。魔法陣の中央には倒れている一誠君だ。よかったと思ったら体が透明になっていた。アザゼル先生は駆け寄り、僕達グレモリー眷属と黒神眷属であるヴァーリ達も駆け寄ったのだった。

「あ、アザゼルか?ゴハッ!」

「一ちゃん!吐血だと!何があった?体が透明になっているって事は、ま、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ