原作1巻
やはり由比ヶ浜が料理をするのは間違っている。
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ている。
川崎とかおりは皮むきとかである。そして、材木座は・・・
「ぬはは・・・川崎と折本よ。我の為に、働くがよい!」
「・・・材木座。少しはやれ!」
「ひぃい・・・はぁい!」
剣豪将軍が睨みつけるで、すぐに作業に移ったな。まぁ、俺もちびり掛けたから分かるけど・・・
一方、三浦班は・・・
(よぉーし、優美子と姫菜がいいっていってたけど、此処で挽回しないと・・・)
そう思いながら、由比ヶ浜はカレーに桃と珈琲を入れていた。裏目に出るということわざが存在するように、安易な行為はしない方が時にはいい事もある。
「結衣? なにしているんだし?」
「べ、別に変なことしていないし!!」
此処で、正直に「カレーに桃と珈琲を混ぜたけど、問題なかったかな?」。と言っていれば、事態は回避されていただろう。
もう作った物を捨てる事態になっていただろう。無論、材料を他の所から貰うと言った手段を取らないといけなくなるが、それでもひどい目にあう事は回避されたはずだろう・・・
そんな事をいず知らずにぐつぐつと煮込んでいた・・・
比企谷班は・・・
「まぁ、料理上手が二人も居れば、カレーは上手くなるな・・・」
「まぁ、そうだね・・・」
「八幡。あーんしよっか?」
「ちょ、かおり。時と場所をな・・・むぐぅ」
「八幡よ・・・リア充爆発しろ!!」
比企谷と折本のイチャイチャは何時もの事である為、大半の者は慣れているが、誰もが「リア充爆発しろ!」と言いたくなるだろう。
葉山班は・・・
「隼人クン。マジすげぇわぁ〜」
「マジそれな・・・」
「それな・・・」
「あはは、褒めないでくれよ・・・」
葉山班もまた普通のカレーが出来上がっており、F組(リア充クラス)の女子の大半は家庭科でえげつない評価になってしまうのも恒例行事に近い・・・
一方、三浦班は・・・
「結衣! 何、いれたし!!」
「結衣・・・流石に、此れはちょっと・・・」
「え? え? 何で・・・」
珈琲と桃をカレーに混ぜたら、どうなりますか? 糞不味い物が出来てしまい、食べ物を無駄にしますのでやめておきましょう。
由比ヶ浜が家庭科をすると、とんでもないことになるのはクラスの一般常識である。
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