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天才小学生と真選組の方々。
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たくもないアル」
「私も拒否するわ。見ず知らずの人に、どうしてとっくの昔に縁を切った人の話なんて、しなくちゃならないの?」
「とまあ、こういうことだ」旦那が言う。「てことで、俺たちはこれで。」
旦那が立ち上がり、次に新八くん、神楽ちゃん、土方さん、総悟、近藤さん、ザキ、最後に私が立ち、部屋を出て行こうとすると、
「待て!」「毛利くん、やめなさい!」
という声がし、私の後ろに拳が振りかざされた。しかし私はそれを受け止めると同時に、その人を投げ飛ばした。
「うわっ!」
声をあげ、そのおじさんは部屋の端まで滑っていった。
そして、みんなが部屋をまた出て行こうとすると…
「待って!」
とコナン君の鋭い声。これにはみんなが振り向いた。
「お姉さんたちのお兄さんのせいで、罪のない人が何人も亡くなってるんだ!それを止めたいとは思わないの?」
確かに。私はそう思った。でも、私には関係ない。そう思う自分もいた。
「そうか」旦那がゆっくり言う。「なるほど、な。じゃあよ、取引をしようぜ、ガキ」
「銀さん、何…」と新八くんが言いかけたのも無視して、旦那は話し続けた。
「いいか。俺たちはお前らの事件の解決に協力する。その代わりこっちは報酬をもらう。これでどうだ?簡単だろ?」
コナン君は、恰幅のいい刑事に目配せした。刑事が頷いた。
「いいよ」
「よし!じゃあ、交渉成立だ!てことで、これから一緒に長く行動することになるんだし、自己紹介でもするか。早速だが、ガキ、名前は?」
「江戸川コナン。帝丹小学校の一年生。少年探偵団のメンバーだ。で、こいつらが…」
「同じく吉田歩美!」
「同じく小島元太!」
「同じく円谷光彦!」
「…灰原哀。」
コナン君は哀ちゃんに視線を向けてから、刑事の方に目配せした。刑事が端から順に自己紹介をしていった。
「目暮です。」
「高木です。」
「佐藤です。」
「千葉です。」
「白鳥です。」
その隣には、ショートカットの女の子。
「鈴木園子です!鈴木財閥の令嬢です!」
隣の子は、「園子〜、そこまで言わなくても…」と言いながら、自己紹介をした。
「あ、毛利蘭です。で、あそこでノビてるのが…」(と言ってさっき私が投げ飛ばしたおじさんを指差し)「私の父の、毛利小五郎と言います。探偵をやっております。」
へー、とかふーん、とかみんなは感想を漏らしながら、一通り自己紹介が終わったのを見ると、旦那がまず自己紹介をした。
「えーっと…ニート侍、坂田銀時でーす。甘党でーす。ぱっつぁんと神楽と、万事屋やってまーす。」
「志村新八です。突っ込み役です。好きなアイドルはお通ちゃんでスーパーロボット大戦。」
「神楽アル!はっきり言って、ヒロインならぬ、ゲロインネ!男たちに翻弄されながら生きてるヨロシ!」
「近藤勲でっす!
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