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忘れ去られし古伝
一説目…
EXQUISITE CORPSE
最終話

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魔神は魔槍となり、自身の声を聞ける者を探した。

あれから何年待っただろう。

拾い上げて、無造作に奮う人間ばかり。
魔神は、そんな輩にも声をかけた。




なあ…なあ…なあ?




棄てられ、拾われ、また棄てられ。
殺した数の呪いなら、もう過ぎたように感じた。

召還士よ。
主は弱い。弱すぎるが…

諦めは感じられん。

主なら、話してやろう。
気にするな。

主ごときの力なら、私でも余りあるわ!

何?
綺麗な顔して、話し方は爺さんだと!

私は女じゃ!
主は、特別に…ブチ…厳しくする事にしようのう…

うふふふふ…






こ、ここの倉庫、怖いなあ。
父さんいっつも、片付けは僕ばかり。





お…い…





え?ええ…




おい…




うぎゃあああ!
はい!僕終わった!終わったああ!





はは…ハハハ!
聞こえるのか?





とりつかないで!とりつかないで!
いいこにしますからああ!

   



なあ。お前。
俺の友達にならないか?

俺の名は、ド・・・・

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