暁 〜小説投稿サイト〜
天才小学生と真選組の方々。
少年探偵団との出会い
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「そっちはただの子供。でもこっちは大人。しかも剣を持っている。圧倒的に弱いのは、どっちかって事ぐらいわかるでしょ?」
「子供だけじゃないよ」
コナン君がそう言った途端、あっちこっちで銃身を起こす音が聞こえた。
「動くな!警察だ!今すぐその武器を捨てて、その子供たちから離れなさい!」
私はコナン君を見据えた。この子、思った以上の頭の良さだ…。
「早く!」と警察が急かす。
私はコナン君を一瞬見やり、すぐに近藤さんに目配せした。近藤さんが頷き、大きな声で言う。
「真選組!戦闘準備!」
その途端、コナン君が不思議な行動をとった。突然女の子からパソコンを取り上げ、キーボードを叩き始めたのだ。
私はそれにも目を配りながら、近藤さんの掛け声を聞いて総悟、土方さん、ザキが刀を鞘から抜き、警察の方に向けたのも見ていた。万事屋の3人も、同じように行動したのも。
警察が一瞬ひるんだが、恰幅のいい刑事さんに「怯むな!」と言われてまた銃を構え直した。
私はフーッと息を吐いた。できることならここで人を傷つけたくない。でも、今は緊急事態だ。
近藤さんが真選組のメンバーに目配せをした。私は頷いた。
そして、頃合いを見て突入しようとした…その刹那だった、。
「待って!」
鋭い声が聞こえた。みんなも、そして警察も、その言葉を発した少年、コナン君に視線を注いだ。
「目暮警部、その人たちは、今回の連続殺人事件に大きく関わっている、重要な人なんだ!だから、攻撃しちゃダメだよ!」
連続殺人事件?
そこから、私たちの災難が続いていくのだった。
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