少年探偵団との出会い
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私たちは、万事屋の3人にも事情を説明した。
「「「名探偵コナン?」」」
「そうだ。総悟によると、推理物の漫画だそうだ。」
「んだよー」と呑気に鼻をほじりながら言ったのは旦那「せっかくアニメとか漫画の世界に来るならよー、そんなオタクっぽいのじゃなくてよー、もっと、こう…なんていうか、冒険物?みたいな感じのがよかったわー。」
「って銀さん!」新八くんが言う。「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!ここは異世界なんですよ!もっと危機感を持ってください!」
「そうですよ旦那」私も後に続く。「選り好みしてる場合じゃないですよ!とりあえず、名探偵コナンの主人公、江戸川コナン君を探してみたいと思ってるんですけど…」
「てかよー」また鼻をほじりながら旦那が言う。「そいつ子供?子供ならあそこに丁度いいガキがいるぞ。」
そう言って旦那が指差した先にはパソコンで何やら見ている5人の子供達。
女の子は2人。どちらもショートカットで、1人はパソコンを操作している。
男の子は3人。1人はメガネをかけていて、顎に手を当て、難しそうな顔で何やら考え込んでいる。1人はがたいがよく、もう1人は少しやせ気味だ。
私はメガネをかけた男の子を少しの間、まじまじと見つめた。と、すぐに思い当たるものがあった。
「旦那!」私は走り出しながら言った。「あなた本当に天才じゃないですか?そうです、あれが江戸川コナン君です!総悟、いくよ!」
驚く旦那と他のメンバーを尻目に、私と総悟は駆け出した。みんなが後から追いかけてきているのが、足音で分かった。
男の子たちに近づくと、声が聞こえてきた。何しろ小学1年生。人が大勢いてもお構いなしに大きい声でしゃべるものだから、会話が筒抜けだった。
「おい、お前ら、何s「「しーっ!」」は?何?」
「今、あの子たちが何を探っているのかを、会話を聞いて突き止めようとしてるんです!旦那もそれぐらいわかってくださいよ!」
ややあって、みんなを黙らせた後、万事屋と真選組のメンバーは、みんなが小学1年生5人の会話に聞き入っていた。
「…ていうか何でお前らきたんだよ!これは殺人事件なんだぞ!命落としたらどうする!」
「それはコナン君が1人で抜け駆けしようとするからじゃないですかー!」
「そうよそうよ!コナン君のせいだからね!」
「そうだぞ!いつもいつも美味しいところ取って行きやがって、少年探偵団の面目丸潰れじゃねーか!」
「チッ。たくよー、何かあっても知らねーぞ!」
「「「大丈夫!」」」
「あ、ところで灰原さん、例の手帳にかいてあった言葉、ネットで検索かけて見つかりましたか?」
「ええ、バッチリ。今からその資料見せるから。」
と言って女の子の1人がパソコンを操作し、2人の男の写真を見せた。
「宇宙海賊春雨、第七師団、で検索をかけたら1番にヒッ
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