十九人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
六話
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誰が聞いてもうさんくさい、この噂が…
現実に狩人達に突き付けられたのは、四年経ったある日。
ある狩人四人は…
雄と雌の火竜を同時に相手にしていたそうだ。
まだ若い竜だが、二頭となると厳しいよな。
かなり苦戦し…
逃げるかって時によ…
身なりの汚え、眼の真っ赤な一人のガキが歩いて来てな。
一人の狩人の大剣をよ、何も言わず取り…
片手でブンブン振り回しながらよ…
スパアアァン!
雌の首を切り落とし…
また振り回しながら、突進してくる雄を…
頭から羽根あたりまで切り裂いたという。
そして生肉だけ喰って…
去って行ったそうだ…
四人はただ、茫然と見つめるだけだったらしい。
狩人が取られた…
あのクソ重いゴーレムブレイドが…
そこに投げ捨てられるまでな…
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