再臨悪魔王サタン後編
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銀座 大帝国劇場前・・・
「なッ貴方は・・・」
「久しぶりだな、帝国華撃団」
「そして、真宮寺さくらよ3年振りだな、大神一郎がいないのは、残念だがな」
「我の名はサタン、今再びこの地に舞い降りた悪魔王サタンなり」
「何だと!!何で奴が?依り代となった、山崎もいないのに?」
米田も驚愕していた。かつて倒した、降魔の王サタンが復活していた事に。
「誰が、貴方を復活させたんですか?」
「真宮寺さくらよ、その答を知りたければ、この降魔軍団に勝てたら教えてやる」
「出でよ降魔」
サタンに召喚された降魔は、味方である筈の降魔や、ポーンたちを破壊していった。
「なッ何をしてるの?味方を破壊するなんて」
「あんな紛い物等要らぬわ」
そう言ってサタンは、自ら召喚した降魔に、黙示録の三騎士の置いて行った降魔兵器とポーンの破壊を続けさせていた。
「そのころ・・・
「あーーあいつ僕達のを壊してるよ」
「何心配ありません。彼の行動は想定内です。黒騎士」
「はっ」
「貴方は彼が危機に瀕した場合、人質を使い帝国華撃団を封じなさい」
「ハッ了解しました」
そう言って黒騎士は、消えた。
「ねえ、パトリック様、何時まで帝国華撃団の相手をするの?」
「来月には、我等の主が帝国陸軍に、ヤフキエルを譲渡するまで遊べますよ、白騎士」
「成る程僕たちの目的は、譲渡されるまでの、時間稼ぎと、注意を引くことなんだね」
「そう言うことです。白騎士」
そのころサタンと帝国華撃団は・・・
「くっ何この降魔は?硬すぎるわ」
「成る程な、この帝都中の結界は、我等の能力を引き上げることが出来るのか」
「え、それじゃあ、帝都中がパリシイ空間状態なの?」
「皆大丈夫?」
「さくらは、アイリスたちに連絡を取った。
「うん、何とか無事だけど、この降魔たち硬すぎるよ、さくら」
「こっちもやさくらはん」
「どうしよう?このままでは皆がやられるのは、時間の問題かな」
「そうださくらさん、ちょっと見ててね」
「え、千明ちゃんどうするの?」
「こうするの、火炎呪カーン」
千明は呪力を用いた攻撃を降魔にすると、なんと一撃で辺り一面の降魔が倒された。
「す、凄いよ千明ちゃん」
「いやーー霊力に耐性があるみたいだから、それ以外の力で攻撃をしてみたの」
「何なんだ?あの力は?」
サタンも今起こったことに驚きを隠せないでいた。
そんな時、黙示録の三騎士の最後の一人黒騎士が、さくら達の前に現れた。
「貴方は、一体誰ですか?」
「我が名は、黒騎士、少年剣士
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