マブラヴ
1215話
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ーブレードで斬り裂きながら、ゲートからこちらに出てこようとしていたBETAを次々に仕留める。
最終的にゲートの周辺にいるBETAが一掃されたのを、T-LINKシステムにより察知するとそのゲートの中へと突っ込んで行く。
ゲートがあるのは地面であり、当然そこへと入る為にはニーズヘッグを地上近くまで下ろす必要がある。
そうして地上へと向かえば、要塞級以外のBETAもニーズヘッグへと向かって攻撃が可能となり……要撃級が前足を振るい、戦車級が群がってこようとして、まだ生き残っていた要塞級が足の尖っている部分で突き刺さんと振り下ろす。
「甘いんだよ!」
ニーズヘッグへと向けて無数に繰り出される攻撃の全てを回避し、礼代わりだとエナジーウィングで斬り裂いていく。
同時に回避の軌道を取りながら、狙いやすい場所にいるBETAへと腹部拡散ビーム砲を放つ。
まるで通り魔のような攻撃ではあったが、その攻撃によってこっちに攻撃してくる敵の動きは確実に鈍る。
ゴールとなる場所だけは決まっているが、そのゴールでもあるゲートへと突入するまでの道筋は完全に自由だ。
要撃級の前足による一撃を潜り抜けつつ背中のエナジーウィングでその前足を切断し、ヒュドラからビームサーベルを展開しながらT-LINKシステムにより敵へと片っ端から斬りつけていく。
また、闘士級や戦車級はニーズヘッグが一番外側に展開しているEフィールドにぶつかって弾かれ、運の悪い個体になるとEフィールドと地面に挟まれて大根おろしの如く削り殺されていくのもいる。
ニーズヘッグとニヴルヘイムはBETAの中でも最優先攻撃目標とされているのは、地球と変わらないのだろう。
他の機体へと攻撃をするような様子は一切見せず、こっちに向かってくる。
……まぁ、ニーズヘッグがいるのがBETAの最奥部であるというのもその理由なんだろうが。
ともあれ、そんな風にBETAを殺しまくって俺はようやくゲートの中へと突入する事に成功した。
ゲートの中に入った瞬間、ファントムが戻ってきてヒュドラの中へと収納される。
周囲の様子を映像モニタに映し出すが、そこにあるのは無数のBETAの残骸。
ゲートに突入するまで、俺がファントムを使って仕留めていた奴等だ。
おかげでゲート周辺には生き残っている敵が存在しないが、ゲートの奥の方からはこちらへと向かってくる気配がわんさか存在している。
「こちらアクセル・アルマー。マーズゼロの中に突入成功。フェイズ2の目的でもあるハイヴ内のBETAの数を減らす攻撃を開始する」
火星の息吹作戦の中心でもあるニヴルヘイムへと通信を送り、ハイヴの通路であるドリフトを飛ぶ。
勿論この報告は火星の息吹作戦を指揮しているコーネリアにも届いているだろう。
このタ
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