進級試験とウロボロス
ホテル内での作戦会議
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のよ、要するに黒の駒に『悪魔の駒』システムを入れた駒となってますの。だから悪魔の時よりも大出力の力が出せるようになったと言っときますわ」
「・・・・ハイブリッド・ピース、まるで半分黒神眷属だと言っているようなセリフだね。小猫ちゃんもだけど」
「私もいつもより、黒歌姉様と同じ出力が出せます」
「私の駒が変化した何て、今まで初耳だった。ハイブリッド・ピース何てのを入れているとも知らずに・・・・」
リアスらは朱乃と白音の変化に気付いていなかったらしいが、まあその通りで今までだと悪魔の力だけで戦ってきたようなもんだ。この疑似空間を脱出する為に、トレミーからの情報が頼り何だがやはりこの異空間でも使えるとは便利な機能だ。ホテルの一室から外を見るが、漆黒のローブを着込んだ死神御一行らが来ているし殺意と敵意でびっしりだ。
「一ちゃん、外からの情報は整ったか?」
「もう少し待って欲しいがいいか?アザゼル。こっちは二人の魔法使いを向かわせたからか、情報収集するにも小型偵察機をばら撒いて索敵やら探索をさせている。もう少しすれば、情報が集まってくるはずさ」
「そうか。まあいいとして、一ちゃんに聞きたい事があるがどこまで知っていたんだ?今回のサマエルにハーデスからのクーデターやらまでは知っていたようだが」
「俺が知っているのは全てさ。前にも言ったが俺はこの世界の住人じゃない事に関しては、初めて会った時に言ったろ?基本的に俺らが異世界に来る時は、前代創造神からストーリー原案を端末に送信されて見ている。次のページ行こうとしても、これから起こる事に関してはある程度の情報しか知らねえ。だがヴァーリ達と曹操達を仲間に加えた事に関しては、原案を見て仲間にしようと思ったからさ」
「なるほどなー・・・・俺達は異世界を眉唾物だと思ってきたが動く証拠が一ちゃんか」
そう言う事だと言いながら、グラスに酒を飲んだ後に情報が届いたお陰で作戦を練った。この空間は何らかの結界装置により、俺らを閉じ込めている事を知ったのでまずは結界装置を破壊する事となった。結界のキーがどこにあるかについては、小型偵察機で知ったので投影型端末でホテル全域を映した。
これにより駐車場に一つ、ホテル屋上に一つとホテル内部の二階ホール会場に一つとなっていた。赤いポイントが付いた所が、例の結界装置を指していた。
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