十九人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
四話
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やはり…
母親はほっとけなかった。
夜になると山へ行き、乳をやる。
今のガキなら泣けば貰えるおっぱいをよぉ…
一日一回…
いや…
二、三日開けなければならない日もあった。
ごめんね…ごめんね…
泣きながら母は乳をやり…
泣きながら父は生きてくれと願う。
一年…
そんな生活が続いた頃…
子供は消えたんだ。
歩けるようになってすぐにな。
親達は必死に捜したが…
見つかる事はなかった…
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