暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
121 神の黄昏
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はなかった模様である。

……しかし、ミネルヴァさんに【ソードアート・オンライン】がある世界に転生させてもらって約10年。第三の人生を──平賀 才人≠セった頃には出来なかった青春を謳歌するあまり報酬(とくてん)≠ノついての話はすっかり忘れていた。……気になっていた事≠烽ったのに、だ。

「訊きたい事があります。その報酬(とくてん)≠貰ったら“有言実行(ネクストオネスト)”が消えたり──なんかはしませんよね?」

「……“有言実行(ネクストオネスト)”はお主の魂に──赤いドラゴン≠ニ同様に、癒着が如く引っ付いておるから大丈夫じゃよ」

(あ、そういう事か。……神器(セイクリッド・ギア)℃ゥ体が幻想郷≠フ方にあるからか…)

ミネルヴァさんのその言葉を聞いた時、神器(セイクリッド・ギア)≠ェ何故使えなかったのか≠ェ判った気がした。……そして、そこまで考えるともう1つ推論も浮上してくる。“魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)”は使えないが、似たナニか≠ェ使えるのは…

(……【幻想郷縁起】か…)

幻想郷≠ノ俺≠ェ居た時、阿求に能力(できること)≠聞かれた時イメージした魔獣を創造出来る≠ニ答えた事がある。……今の状況は、そこに起因していると想像するのは難くない。

……【Fate】シリーズをイメージとして説明するなら、宝具≠ェスキル≠ノなった感じに近く、“赤龍皇帝の双籠手(ブーステッド・ディバイディング・ツインギア)”──双籠手≠ェ使えないのは阿求にドライグの能力≠ナある倍加≠竄轤フ件を話していないからだろう。

(少なくとも1つの報酬(とくてん)≠ェ貰えるとして──決まってきたな、特典(ほうしゅう)≠フ件については)

「……さて以前と同じく賽子(さいころ)を振ってくれ」

「これ≠ナすね? ……せいっ」

いつの間にか右手に収まっていた六面体の賽子(さいころ)を振る。地面(?)に落ちた賽子(さいころ)(やが)て回転を止め──とある数字≠示した。

その後はミネルヴァさんから、特典(ほうしゅう)は再転生の際にしか貰えない≠ニ云う話を後付けの様に聞いてから元の世界>氛汞【ソードアート・オンライン】がクリアされた世界≠ノ戻してもらうのだった。

SIDE END
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