【ソードアート・オンライン】編
121 神の黄昏
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
はなかった模様である。
……しかし、ミネルヴァさんに【ソードアート・オンライン】がある世界に転生させてもらって約10年。第三の人生を──平賀 才人≠セった頃には出来なかった青春を謳歌するあまり報酬≠ノついての話はすっかり忘れていた。……気になっていた事≠烽ったのに、だ。
「訊きたい事があります。その報酬≠貰ったら“有言実行”が消えたり──なんかはしませんよね?」
「……“有言実行”はお主の魂に──赤いドラゴン≠ニ同様に、癒着が如く引っ付いておるから大丈夫じゃよ」
(あ、そういう事か。……神器(セイクリッド・ギア)℃ゥ体が幻想郷≠フ方にあるからか…)
ミネルヴァさんのその言葉を聞いた時、神器(セイクリッド・ギア)≠ェ何故使えなかったのか≠ェ判った気がした。……そして、そこまで考えるともう1つ推論も浮上してくる。“魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)”は使えないが、似たナニか≠ェ使えるのは…
(……【幻想郷縁起】か…)
幻想郷≠ノ俺≠ェ居た時、阿求に能力≠聞かれた時イメージした魔獣を創造出来る≠ニ答えた事がある。……今の状況は、そこに起因していると想像するのは難くない。
……【Fate】シリーズをイメージとして説明するなら、宝具≠ェスキル≠ノなった感じに近く、“赤龍皇帝の双籠手(ブーステッド・ディバイディング・ツインギア)”──双籠手≠ェ使えないのは阿求にドライグの能力≠ナある倍加≠竄轤フ件を話していないからだろう。
(少なくとも1つの報酬≠ェ貰えるとして──決まってきたな、特典≠フ件については)
「……さて以前と同じく賽子を振ってくれ」
「これ≠ナすね? ……せいっ」
いつの間にか右手に収まっていた六面体の賽子を振る。地面(?)に落ちた賽子は軈て回転を止め──とある数字≠示した。
その後はミネルヴァさんから、特典は再転生の際にしか貰えない≠ニ云う話を後付けの様に聞いてから元の世界>氛汞【ソードアート・オンライン】がクリアされた世界≠ノ戻してもらうのだった。
SIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ