暁 〜小説投稿サイト〜
モブライブ!×μ's
神谷理華×園田海未
1話 ー始点ー
恋愛未満の化学式

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皆さんこんにちは。音ノ木坂学院のスクールアイドル、μ'sの園田海未です。
この度様々な学校が参加するスクールアイドルイベントが開催される事になりました。その内容は他校同士のスクールアイドルが1人ずつ組み、2人でパフォーマンスをするというもの。
準備期間は1ヶ月半と少し短いです。まあ大会ではありませんし、みんなで楽しもうというコンセプトのお祭りなのでそこまで焦る必要はありません。
組み方はクジで決められ、私は「東雲学院」の「神谷理華」さんと組むことになりました
さて、本日初めて会うのですが不安ですね。いつもパンばかり食べてだらけてる人とか、いつも丈の短いスカートをデザインする人とかではなく、誠実だといいのですが…


東雲学院につきました。待ち合わせは化学実験室です。(お電話で日時や場所を相談しました)
やはり、休日の学校は普段と比べて静かですね。部活の声が聞こえる位です。おや、前から校内ランニング中の部活生徒たちが。挨拶しておきましょうか。
「こんにちは」
「こんにちは…あれ?μ'sの園田海未ちゃん!?」
「え、えぇ…私は園田海未です。」
「えっ、うそ!?私μ'sのライブ見に行ったことあるよ!」
「あの音ノ木の!?」
「私サイン欲しい!!」
「海未ちゃんだぁ!!」

……これは困りました。

〜数分後〜
ふぅ…部活の練習を止めてしまいました……神谷さんを待たせてしまってます。急ぎましょう

化学実験室の前につきました。ドアが閉まっているのでノックしましょう。余談ですが、2回ノックはトイレノックなので失礼にあたります。お手洗い以外の場所では3回ノックにしましょうね。
「遅くなりました。音ノ木坂学院の園田海未です」
「ああ、入っていいよ」
「では、失礼します」
ドアを開けると実験をしていたのでしょうか。白衣を着た短髪の方が椅子に座っていました。神谷理華さんです。
「神谷さんこんにちは。では改めて。音ノ木坂学院の園田海未です。この度は宜しくお願いします」
「私は神谷理華。研究畑の人間だ。わざわざこっちに来てくれてありがとう。よろしく」
ほっ…誠実な方です。良かったです。
「ところで園田くんは科学に興味はあるかい?」
「へ?まぁそこそこに…」
「そうかそうか。ではまず科学の話をしようか」
………おや?

1章終
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