暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜裏と 表と 猟犬と 鼠
第7話 商会と棺桶
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よ。全く...まさかあんたが捕まるなんてねぇ?ルイズ」

「うっさいわね!少し...少し転んだだけよッ!」

「転んだだけよッ!って...ガキじゃないんだから」

「チッこいつ...強いっすね...獲物は包丁みたいだけど。奇妙なしゃべりと言い、本当やりずらいっす...」

「こっちもだ...。この赤目のエストック使い...強い..」

「うちんとこは外れかな?この紙袋男。あんまり強くないよ?」

ネミリャ...確かに唯一女性のボディーガードだが、コイツは対人戦、対モンスター戦でも俺に並ぶ実力者。見た目に反したスピードとパワーそして、ネミリャは場が複雑なほど力を発揮する。木々を岩々を飛び回り、動きをつかませない。故に二つ名は、流星。ソードスキルの輝きと、上から下へと飛び回るその様から付けられたらしい。

と...んなことしてる場合じゃねぇな。

「よーし、撤収するぞ〜。殿は任せろ〜。」

口を開こうとしたアリーを制し、先に進むよう促す。

「行け。言ったろ?説教は後で聞いてやる。すぐに追いつくさ」

俺はストレージを操作し、アイテム欄にある細剣を全て出す。

「知ってるだろう?俺のスキルは...。今回はフルで、余力なく使う。後で必ず、1番最初にお前の元に行く。行け。」

納得出来てい無さそうだが、後でナ。と言葉を残し後方へ走っていく。

尚も追っていこうとするプレイヤーの目の前に、細剣が突き刺さる。

「さてと、地獄を見てもらおうか。」

俺の投げた細剣、計16本が地面に突き刺さる。

「お前の言葉を借りるなら...イッツ・ショー・タイム...」






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