フラグ満載の回 後編
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、しかしセシリアちゃん。ガンプラバトル部以外にも他にも部活動はあるのだぞ?別にガンプラバトル部でなくてもよいではないのか? 」
サクラがセシリアの両肩を掴んで説得しようとするが、セシリアは首を横に振って口を開く。
「オモシロかったし、ナニよりもカッコいいのがタクサンあったから、ココにはいル」
「だがしかし…………ガンプラバトル部はもうすぐ廃部になるのだぞ? 」
その言葉に、セシリアはもう一度首を横に振った。
「サクラもハイってくれれば、ココはハイブにならナイ」
「!だが、私は生徒会長という責務もある。たかがガンプラのためにその時間を割くなど…………」
「サクラもハイってくれナイ?オネガイ…………」
「分かった!入ろうではないか! 」
変わり身早ぇなおい!ていうかヒメラギとアキザワは毎度毎度悶絶すんな!鬱陶しい!
「な、何はともあれ、これでようやくガンプラバトル部の本格的活動のスタートね」
「ま、そうだな。とりあえず改めてよろしくなセシリア。それにサクラも」
「ヨロシクね」
「ふん。まあせいぜい足を引っ張るなよ」
「お前は相変わらずムカつくな………………てか俺、お前のフルネーム聞いてねぇんだけど、なんて名前なんだ? 」
「!?べ、別に知らなくていいことだ。皆は私の事をサクラと呼ぶ。貴様もそう呼べば………………」
「サクラのフルネームは、クズリュウ サクラ。本人は名字が男くさいという理由で自分の名字を嫌っているんだ」
「アキザワ セイヤァァァァァァァっ!!!貴様!その名を言うなと何度言えば理解するのだ!! 」
「クズリュウ サクラか。そんじゃ、今度からクズリュウって呼ぶわ」
「クズリュウというなぁぁぁぁぁぁっ!!! 」
クズry…………ではなく、サクラに思い切り頭を殴られ、反撃に俺もサクラの頭目掛けてチョップを返した。
「あらら…………またカオス空間になりかけてるよ。青春だね〜」
ーーー−
軽い騒動も止み、セシリアとサクラは入部届けに名前を書いてアマネに用紙を渡した。
「セシリアさん。入部祝いに好きなガンプラを一つプレゼントするわ。あ、けどアルケオニスガンダムは無理だから」
「!イイの? 」
「?ええ、いいけど? 」
すると、セシリアはガンプラが並べられているショーケースを無視し、ある所を指差した。
「えっ? 」
「コーチのツカッてイタガンプラがイイ」
そう。セシリアが指差した先には、ハルカゼのウイングガンダムリベロが立っていた。
「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!? 」
部室にはハルカゼの驚きの声が響きわたった。あまりのうるさ
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