暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
フラグ満載の回 後編
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束されているサクラが部室の中に入ってきた。

「いや〜。学生の時に嫌という程拘束されると、自然とやり方を覚えるもんだね」

「くっ!離せ貴様! 」

「はいはーい」

ハルカゼから解放されたサクラは腕を擦り、周囲を見渡す。

「…………結局お前も覗きかよ」

「昨日あんだけ追い回しておいてよく出来ましたね」

「サクラ生徒会長………」

「サクラ…………それでも生徒会長? 」

「ち、違う!偶然通りかかって中の様子を見ていただけだ! 」

「いや最初から居たでしょ〜。少なくとも僕が部室に来る前からいたんだから」

ハルカゼがあっさりと嘘を看破し、以降サクラは黙りこんだ。

「まあとりあえず座れよ。昨日はコイツらが世話になってんだしな」

「…………ふん。そうさせてもらおう」

サクラは近くの椅子に座り込み、そこからは黙って見ているしかしてなかった。主にセシリアを。

「う〜ん。これはこれで居づれーな」

「確かにそうね」

「セシリアちゃんはショーケースの中のガンプラを見てるし」

「よし!じゃあ暇だしガンプラバトルしよっか。相手は僕がするから、レイ君とトウヤ君。ばっちこーい」

「またかよ……」

「おおっ!今日こそ勝たせてもらうぜ! 」

隣のバトルシステムに移動しようとすると誰かに裾を掴まれ、振り返るとセシリアが小さく裾を引っ張っていた。

「ナニしにいくノ? 」

「ガンプラバトルだよ。ハルカゼが暇だからって理由で巻き込まれたんだよ」

「ミテてもイイ? 」

「ああ。別にいいぞ」

「アリガトウ」

「おーいカグラ!早くしろー! 」

「へいへい」





ーーー−−





「このっ! 」

「当たんねー!! 」

『アハハハハ。まだまだだね! 』

ハルカゼはウイングガンダムリベロでバトルをし、たった一機で俺達を圧倒していく。

『ほらそこ!たった一機に翻弄されてたら話にならないよ! 』

「コイツっ! 」

「当たれっ! 」

バスターライフル改でウイングガンダムリベロに砲撃するもアブソーブシールドで吸収されてしまい、ヴァサルティスガンダムは全武装を一斉砲撃するも、スーパードラグーンとツインバスターライフルによるハイマットフルバーストによって撃ち落とされてしまった。

「避けろヒメラギ!あれは撃ち落とすだけじゃなく攻撃にも繋がってるぞ! 」

「分かってるってーの! 」

スザクモードに変形してハイマットフルバーストから逃れ、ヴァサルティスガンダムはユニコーンのシールドのIフィールドで防ぎきった。

「乗れ! 」

「おうよ!! 」

ヴァサルティスガン
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