暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
激闘、マイアミチャンピオンシップ!
二十四話 ー開幕、舞網チャンピオンシップ!!ー
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の台詞を叫ぶ。

『見よ!これぞデュエルの最終進化系!』

 会場全体が一つとなって口上を叫ぶ。

『アクションーー』

「「 決闘 (デュエル)!!」」

[優希]LP4000
VS
[柚子]LP4000


 そのデュエル開始の宣言と共に空中からアクションカードがばら撒かれる。そして、それを目で追いつつデッキからカードを五枚ドローする。

『先に五枚ドローをし、先行を取ったのは優希選手だぁ!』

「私の先行!手札から『ゴブリンドバーグ』を召喚し、効果発動!手札から『召喚僧 サモンプリースト』を守備表示で特殊召喚!」

 赤いカラーリングの飛行機に乗ったゴブリンとそれにぶら下げられたサモンプリーストがアクションフィールド内を飛行する。
 それを横目で追いつつ、あらかじめ目星をつけておいた場所へと走る。

「あった!一枚目!」

『おおっと!優希選手、早くも一枚目のアクションカードゲット! さすがは、遊勝塾の塾生だっただけはあります!』

「アクションマジックをコストにサモンプリーストの効果発動!」

 即座に今取ったカードをデュエルディスクに叩き込み、サモンプリーストの効果を発動させると、紫色に輝く召喚陣が形成され、影のような戦士が優希の側へと並び立つ。

「デッキからレベル4『E・HERO シャドーミスト』を特殊召喚!さらにシャドーミストの効果で速攻魔法『マスクチェンジ セカンド』を手札に加える!」

『おおおっ!?開始一ターン目と言うのに早くも優希選手のフィールドには三体のモンスターが並んだぁ!なんというスピードだ!』

「す、凄い!優希お姉ちゃん!」
「し、痺れるほど早ぇぜ……」

 客席で観戦している年少組からも驚きと関心のこもった声が聞こえる。

「さすがね、優希」

「ふふふ、まだ私は満足してないんだけどね!
 レベル4のゴブリンドバーグとサモンプリーストでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

「来るッ!!」

 アクションフィールド【無限架橋】の中央、足場も何もなく奈落のようにぽっかりと空いた空間に紅い残光が煌めく渦が形成され、二体のモンスターが吸い込まれていく。


「その魅惑の容姿で敵を惑わせ!エクシーズ召喚!咲き乱れよ、大輪の華!ランク4!『フレシアの蟲惑魔』!」


 渦の中央から植物の蔦が伸び、アクションフィールドの下層部部に絡みつき、その一箇所からは見るも鮮やかな紅い大輪が花開く。そして麗しい美少女が花の玉座に鎮座し、観客達へと笑みを振りまく。

『ウォォォォォォォォォォ!!!』
『可愛いぃぃぃぃ!!』

「うわぉ……」

 フレシアがニコリと笑みを振りまき、会場がさらにヒートアップする。特に男共が。馬鹿共
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