Chapter T:to the beginning
プロローグ
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!!?」
嘘だろ...確か原作のトップランカー達ですら60あたりをうろちょろしてた筈だ。そんなダンジョンを制覇しろと?
「そもそもあのダンジョンって何層あるんだよ...」
「あ〜、そう言えば分かりませんでしたね。じゃあ100層って事で。」
「そういうのも変えられんの?」
「私、神様ですから」
「良く分からんけど、凄いのは分かった。」
あのダンジョンをクリア。クリアか...
これは特典全て戦闘系にする覚悟がいるな。
さようなら、俺の平和な人生よ。
「ノルマの期限は貴方が死ぬまでです。ダンジョンで死のうが病気で死のうが老衰で死のうが事故で死のうが殺されようがそれは変わりません。」
「じゃあサクッとクリアしてその後の人生を謳歌するのはアリ?」
「可能ですよ。要はクリアすれば良いのです。特にそれ以外に此方からの干渉はしませんから。あ、クリアできなかったら罰ゲームが待ってます。」
「…ちなみに、どんな?」
「…聞かない方が良いと思います。」
絶対にクリアする。そう決めた瞬間だった。だってあの神様の目からハイライトが消えたんだもの。
そうは言っても、俺一人でクリアするのはかなり難しいだろう。余程強い特典をつけたところで食料はいるしサポートはいるに限る。不眠不休で何日も戦えるように特典で望めなくは無いのだろうがそこまで人間を辞めたくない。仮に冒険者のトップランカー達を連れていたとしても果たして彼らが100層まで行けるのか...
「あ、特典で他作品のキャラを連れて行っても良いの?」
「ええ。一つにつき一人ですが可能です。作品が纏まってれば先程言ったように補正も殆どかからないかと思います。」
「分かった。ありがと。」
つまり、俺に必要なのは自分でも戦える力と、役に立つ頼もしい仲間だ。その条件を満たすものと言えば誰がいるだろうか。先程話に上がったランサーの兄貴はどうだろうか。サーヴァントとなれば十分な強さだろう。いや、ちょっと待て。サーヴァントの維持には魔力が必要な筈。サーヴァント数体とかは流石に維持だけで手一杯になりそうだ。サーヴァントクラスで特にこっちに負担もかけずに戦える規格外な奴らはいないのか。
というか、まず俺自身の特典も決めなきゃいけないじゃん。そういう奴らが沢山いる作品で最強の能力..
「『Dies irae』のラインハルト・ハイドリヒの永劫破壊(エイヴィヒカイト)にしよう」
「…は?」
「そんでもって残った特典で黒円卓を出来るだけ連れて行こう」
そうじゃん。こいつらだよこいつら。こっちが維持しなくても良い強い奴ら。これならダンジョンも制覇できそうだ。
ん?どうしたんだよ神様。こっちをあり得ないかのような目で眺めて。
「…普通、こういうのっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ