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転生とらぶる
マブラヴ
1213話
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ばその辺は当然なのか?
 エナジーウィングも、エネルギー消費の問題は解決したがその展開していると通常よりも場所を大きく取るという欠点……と呼ぶにはちょっと言い過ぎだが、そういうのもある。

『アクセル、BETAに攻撃をするが構わないな?』
「ああ」

 実働班を率いるコーネリアからの通信に頷きを返す。
 シャドウミラー全体では俺がトップだが、実働班という意味ではコーネリアの方が全軍を上手く動かせる。
 そうである以上、全体の指揮はコーネリアに任せておいた方がいいだろう。
 結局のところ、どうあっても俺という存在はあくまでも個としての戦力に特化しているのだから。
 ……まぁ、その個としての戦力がシャドウミラー最強であるが故に俺がシャドウミラーの長という事になっているんだけど。
 大体、精神コマンドとかにしても個人で戦う為のものが多いしな。
 そう思っていたんだが……

『アクセル、済まないが最初の攻撃の号令に関してはお前に任せてもいいか? シャドウミラーがこの作戦を仕切っている以上、最初はアクセルの号令から始めておきたい』
「……分かった。けど実際の指揮は頼んだぞ?」
『任せろ。私を誰だと思っているんだ? シャドウミラーの実働班を率いている女だぞ?』

 自信に満ちた笑みを浮かべるコーネリアに、俺も笑みを返す。
 そうして、こちらの方……特に地上に存在している修羅神や戦術機、何よりイルメヤといった機体へと向かってくる無数のBETAへと視線を向けながら、オープンチャンネルで口を開く。

「全機、汚らしいBETA共に俺達の力を教え込んでやれ。この火星にお前達の居場所はないと。お前達がいるべき場所は地獄しかないと、それを思う存分に見せつけろ。嘲笑する虐殺者、ニーズヘッグの名の下に!」

 その言葉と共に、ヒュドラから18門のビーム砲が放たれ、ランツェ・カノーネとメガ・バスターキャノンからも巨大なビームが、腹部拡散ビーム砲からも無数のビームが、エナジーウィングから無数の刃状のエネルギーが射出され、BETAへと向かって降り注ぐ。
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