マブラヴ
1213話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
01部隊のTSF-TYPE94の姿も見えた。
また、そのような機体とは別に細かい何かが飛びしているのはネギま世界から派遣されてきた魔法使いや関西呪術協会の者達だろう。
近衛詠春自らが出撃してるんだから、やっぱり組織の長が先頭を切って出撃するのは別におかしい事じゃないんじゃないかという風に思ってしまう。……勿論それは気のせいでしかないんだが。
また、あの集団の中にはエヴァや茶々丸、フェイトといった者達もいるだろう。
魔法が使えるかどうかは……多分使える筈だ。
こうしてニーズヘッグに乗っている限りでも、普通にそう思える。
やっぱり火星自体が高い魔力を持っているんだろうな。
ネギま世界で魔法界を長年維持出来ていたのは伊達じゃないって事だろう。
勿論、それ以外の場所からシャドウミラーの機体も出撃は始めていた。
だが……
「BETAが出てこないな」
マーズゼロのそそり立つ異様を眺めながら呟く。
本来であればBETAがそろそろ姿を現してもいい筈なのだが。
ニヴルヘイムを始めとした俺達がここに姿を現してから、既に数分。
エマージェンシー的な感じで姿を現せば……そう思っていると、まるでそんな俺の思いに答えるかのようにワラワラとマーズゼロからBETAが姿を現した。
突撃級、要撃級のような中型BETAの他にも、戦車級、闘士級といった小型BETAもいる。
蟻が巣穴から一気に飛び出てくるような、そんな感じの様子にどこか嫌悪感を抱くのは当然だろう。
要塞級のような大型のBETAが姿を現していないのは、やはり出てくるのに時間が掛かっているからか。
『うわぁ……何て言うか、うわぁ……』
ムウのそんな言葉が通信で聞こえてくる。
ムウが乗っている機体はアシュセイヴァーだが、俺が見知っているのと違うのは、背中から生えている羽根……エナジーウィングだ。
そう言えば幹部の機体には全機――特機以外――は搭載したって話だったな。
機体そのものは見た事があったけど、こうして実際にエナジーウィングを展開している様子を見ると、驚く。
一応シミュレータでは見たんだが、実物はやっぱり違う。
それは、コーネリアの乗っているラピエサージュを始めとした他の機体も同様だ。
……殆ど全機がこうしてエナジーウィングを装備しているとなると、今度からシャドウミラーの機体を見分けるのはこれって事になりそうだな。
改めて見ると、シャドウもエナジーウィングを展開している機体がかなりある。
少し意外だったのは、エナジーウィングを装備しているのに展開していない機体、そもそもエナジーウィングが取り付けられていない機体もいるという事か。
ただ、量産型Wも活動場所によって戦闘方法とかが違ったりするんだろうから、考えてみれ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ