第26話 エルピス
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
よ。君が僕のために頑張ってくれた…それだけで僕は嬉しかったよ…」
「エックス…」
エックスはゼロとルインにダークエルフのある事実を伝える。
「彼女は昔からダークエルフと呼ばれていた訳ではない…。彼女は昔…世界を救うために生み出された。その時は、別の名前だった…。しかし…彼女の力が世界を滅ぼしそうになってから…彼女の名前は、ダークエルフと呼ばれるようになった…。Dr.バイルに呪いをかけられてからね…」
「Dr.バイル…?」
「そう…妖精戦争と呼ばれている悲劇の元凶となった…人間」
「人間?どういうこと?」
ネオ・アルカディアの歴史では、エックスが一人で戦争を終結させた英雄であり、人間至上主義の政府にとって人間であるDr.バイルが戦争の元凶などとは知られてはならない情報だったことを伝える。
エックスもゼロもルインも知る由もないが、エルピスは偶然それを知ってしまい、口封じのためにイレギュラー認定を受けてしまったのだ。
「……それにしても…俺は…あいつのことを知っていた気が…する。ダークエルフ…か………。」
三人は天井から射し込む夕陽の光に目を細めた。
こうして、また1つの物語が幕を閉じたのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ