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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
帝都崩壊へのカウントダウン前編
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太正12年8月・・・夏季公演最終日


「あ、紅蘭打ち上げの準備の前に支配人室に、来てくれますか?」

「はい、わかったで直哉はん」


支配人室・・・

「紅蘭です失礼します」

「紅蘭来てくれてありがとう」

「本題に移るけど紅蘭君に、極秘で、この設計図の量子甲冑作れないかい」

直哉は、紅蘭に設計図を見せた。

!!「直哉はんこ、これは二人乗り設定や無いか」

「紅蘭でもむりかい?」

「うちやってみたい」

「とりあえずこれは、僕とさくらさんの機体として、お願い」

「成る程な、切り札にするつもりかいな?直哉はん」

「まあそんなところかな、僕が敵の立場だったら、そろそろ本格的に邪魔と考えるからね」


「成る程な、だから少人数でも、打開出来そうな策としてこの量子甲冑を、選んだんやな」

「素直に言えば強力すぎる力は、手に入れたくないけど、この戦いに、負けたら意味がないから」

「せやな、作って置いてあるだけでも、気分的に違うからな」

「失礼します。直哉君いる?」

「何さくらちゃん?」

「あ、紅蘭もいてよかった、あのね直哉君と私打ち上げの時のお菓子の買い出しの担当になったから、行かない?」

「紅蘭はかくし芸の担当だからね?」

「何やその担当は、かくし芸とか・・・」

「さあ、すみれさんが言ってたし」

「犯人はすみれさんかいな」

「ほな直哉はん、さくらはん、うちは、すみれはんに文句言いに行きますから」

「ああ、紅蘭ほどほどにね」

そして紅蘭は、支配人室から出て行った。

「さくらちゃん僕、花組の打ち上げに、参加して良いの?」

「僕は、大神さんより舞台に関わってないから」

「ううんそんな事無いよ、直哉君は、急に支配人の仕事や、司令の仕事を一生懸命してるじゃない」

「今日は、直哉君も楽しもうよ」

「そう言うことなら、大神さんも参加するでしょ?」

「え、大神さん?大神さんは参加しないよ、直哉君」

「え、どうして?」

「あやめさんと、黒乃巣会について話し合いをするんだって」

「ええーー僕そんな話、聞いてないんだけど、司令なのに」

「僕あやめさんに信頼されてないのかな?」

「そんな事、無いよ直哉君。劇場の売り上げも上がってるし、あの特別公演でやったモギリもやってくれと言う希望もあるしね、お客様の」


「米田さんの時より売り上げ上がってますて、事務の二人から聞くし」

「そうかな?それじゃあ買い出しに行こうかさくらちゃん」

「うん行こう直哉君」


そして二人はかいだしに向かった。この後、二人はちょっとしたトラブルに見舞われる事となる。

一方マリ
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