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リリなのinボクらの太陽サーガ
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いぞ!? 威厳のある大人っぽくて良いなぁ、とか思ってないのだからな!? コラそこ、変に勘ぐるでないわ!

「お〜い、姉御〜。アタシの紹介はまだなのか〜?」

「あ、ごめんアギト。つい忘れてた」

「ついで忘れないでくれよ……寂しくなるじゃないか、マジで……」

「いやホント悪かったって、後で埋め合わせはするから機嫌治して」

「……はぁ、わかったよ。でも今度は埋め合わせをする事を忘れるんじゃないか?」

「あり得なくもない」

「オイ! 認めちゃ駄目じゃん!?」

「マキナ……さっきからぎゃあぎゃあ喚いてるこの赤チビは何だ?」

「赤チビじゃねぇ! アタシには烈火の剣精アギトってちゃんとした名前があるんだ!」

「王、この子が報告にあった件の融合騎……私達の新しい仲間です」

「ああ、そういう事だったのか。すまないアギト、遅ればせながら我らもそなたを歓迎しよう。しかし融合騎か……少し面白い因果だが、小鴉も融合騎を迎え入れたらしい」

「ほう、八神が融合騎をねぇ……」

「その融合騎はリインフォース・ネロが元々持っていたユニゾン機能を復活させたタイプなので、いわゆる後継機という事になります」

「ふ〜ん。という事はリインフォース・ネロはお払い箱?」

「あやつはあやつで素の戦闘力が高いから、ヴォルケンリッター共々そちらの方面で活躍すると聞いた」

「なんだ、ニート侍になる訳じゃないんだ」

「いくら何でもそれは失礼ですよ、マキナ。ニート侍はシグナムの方でしょう」

「あ、そっか。同じ炎熱変換持ちでもシュテルの方がやっぱり真面目で頼りになるや」

「ドヤァ」

「どっちも失礼千万だ、馬鹿者。今はあやつらも真面目に働いとるわ」

余談だがこの時、リインフォース・ネロとシグナムがくしゃみをしていた。詳しい理由は知らん。というか今更だが何故、我があやつらのフォローをせねばならんのだ……。

「まだ数日しか一緒じゃないけど、姉御ってこういうキャラだったっけか……?」

「アギトはまだ知るまいが、マキナは小鴉どもとは少々複雑な関係でな……あやつらの話題になると遠慮が無い発言が多くなるのだ」

「複雑な関係? なんだそれ?」

「詳しく知りたいなら後で本人から聞くと良い。……で、すまないが我らは管理局地上本部と合同訓練を行う予定があるから、皆の顔合わせや自己紹介は後ほど行わせてもらう。故にマキナ、そろそろ離してくれぬか?」

「管理局と合同訓練? へぇ……」

一瞬だけマキナの目が鋭くなったが、すぐに元の綺麗な琥珀色が映る暖かい目に戻った。確かに彼女は管理局を嫌ってるからな……心情的にあまり関わりたくないのだろう。それ自体はしょうがないと思うし、変に突っついたら余計に
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