マブラヴ
1212話
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それは修羅やネギま世界から派遣されてきた魔法使いも同様であり、それぞれに部屋を用意してある。
修羅とかは暴れそうでちょっと嫌な予感はするんだけど、修羅王のアルティスまでが来てるからな。さすがに修羅王の前で暴れるような事はしないだろう。
幾ら俺達と親しくても、さすがにニーズヘッグと並ぶシャドウミラーの象徴でもあるニヴルヘイムの司令室を見せる訳にはいかない。
夕呼辺りが乗っていれば、無理にでも司令室に来たかもしれないが……さすがに色々と問題があって夕呼は火星の息吹作戦には同行しない事になっている。
本人は結構来たがってたんだけど、さすがに許可が下りなかったらしい。
まぁ、夕呼はマブラヴ世界でもトップクラスの研究者だ。
そんな人物に万が一があれば……と思えば、許可が出なくて当然だろう。
「ふんっ、結局俺達を政治的に利用してるだけだろう。気に食わん」
イザークが面白くなさそうに呟く。
……まぁ、それは否定出来ない事実でもあるんだよな。
実際、地上で行われている式典は世界中に放映されているんだし。
その理由が、ニヴルヘイムやシロガネ、無数のメギロートやシャドウといった存在で士気高揚を狙っているのは間違いない。ただ……
「その辺はしょうがないだろ。今は大分余裕が出来てきたとしても、この世界はまだピンチなのは事実なんだから」
そう告げる。
「ほう? てっきりアクセルの事だから、ああいう真似を認めるとは思わなかったがな」
ニヤリと笑いながらそう告げるのは、エヴァ。
近くには当然のように茶々丸の姿もある。
「そうかな? 寧ろ、僕としてはアクセルがああいう風な相手に一々腹を立てている光景があまり想像出来ないんだけど」
相変わらず表情を変えないままにエヴァへと返したのは、フェイト。
この3人は一応ネギま世界出身だが、シャドウミラーのメンバーなのでこの司令室にいる。
……当初はエヴァをどうやってこの作戦に参加させるか迷ったんだが、結局は金ぴかから奪った宝具の1個を譲渡することを条件に引き受けて貰った。
まぁ、ぶっちゃけ宝具は100を優に超えるだけの数がある。
その中の1個だと考えれば、それ程痛い出費ではないだろう。……多分。
実際、エヴァの魔法は要塞級ですら容易に倒せるだけの威力を持つ。
心配なのは精霊魔法である以上、火星で魔法が使えるのかという事なんだが……これは恐らく大丈夫だろうという結論になっている。
考えてみれば分かると思うんだが、ネギま世界の火星ですら魔法界を長年支えるだけの魔力を持っていたのだ。
そう考えれば、今回の作戦に参加する魔法使いが魔法を使えても全くおかしな事はないだろう。
……まぁ、試したわけじゃないから、下手をすれば実は魔法を
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