暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL4 バトルロワイアル戦
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行動の意味を知る………










『ステージ説明覚えている?』
「ああ。ここ海鳴市の駅前周辺をモデルにしてるって」
『そこじゃないわ。広さよ』
「広さ?」
『聞いて無かったわね………リアルで建物が多いから分かり辛いけどこのステージはこの前の空のステージの半分ほどの広さしか無いわ』
「マジで!?」
『それで幸運な事に相手は牽制で誘導弾をバンバン射ってくれたおかげで魔力も限界位まで溜め込めてる』
「まさか………!!」
『最大出力でこの街ごと一閃するわ。仮に外れても相手をおびき出す事が出来る。きっと不意のアクシデントには弱い筈よ!』
「街って破壊出来るのか?」
『できる筈よ。博士に調整されている時に情報で街を破壊し尽くしたランキング上位の娘もいるわ』
「………マジで?」
『本当よ。……私も驚いたわ。一部のネット住民からは『白い悪魔』と呼ばれているらしいわね』
「白い悪魔………」

何とも恐ろしい限りである。出来れば戦いたく無い相手だな。

『どうする?魔力を大幅に使うからどちらにしても不利になるわ』
「………答えは決まってる!!やるぞ焔!!」
『了解、マスター!!』

街中を移動してなるべく広範囲に攻撃出来る位置に移動する。
そして鞘を腰に差し、抜刀出来る構えを取った。

「つっ………」

魔力が減っていくのを感じる。それと共に身体も徐々に重くなっいく。

「なるほど………」

以前はそれほど魔力を使わなかったからか、あまり疲労した感覚が無かったが、今回は違う。限界まで使って建物ごと相手を狙うのだ。

「さて………上手くいってくれよ………!!葬刃!!!」

そしてその魔力が開放される。
全力で振り祓った斬撃は横に広がっていき、刃が斬り裂く。

「えっ………?」

神速とも言える斬撃は街を斬り裂き、真っ二つになりながら相手の情けない声が聞こえた。

「なっ………!?」
『2人目!!』

しかしそれ以上は確認出来ない。

「なっ、何て奴だ………!!」

崩壊していく建物の中から3人目が表に現れた。
小太りの男でどうやらビルの上の方から様子を見ていた様だ。

『マスター!!』
「くっ、やっぱり逃したか………」

魔力を急激に消費した事で身体が思う様に動かない。

「く、くそっ………こんな奴知らないぞ………!!こ、こうなったら………!!」

相手の男が自棄になったのかこちらに杖を構え、向かってくる。

『零治!!』

全員倒せるとは思ってなかったが直ぐに向かってくるとは思っていなかった。

「ちっ………!!」

辛うじて身体を動かし
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