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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL4 バトルロワイアル戦
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付かないなら気が付かないで奢らないで済むか)
なんて無責任な事と思いながら、俺も簡単に聞いた特徴をもとに探すのだった………
探す事10分ほど経った後の事だ。
「マスタ〜!!」
「ん?」
ふよふよと浮いてきたのは焔だ。
「お前、人が大勢いるのに何をふらふらと飛んできてんだよ………」
「別に関係無いわよ。それに博士の話だと、研究所だけじゃ無くチヴィットは他にも居るし、この街じゃ珍しくは無いらしいわ」
そうは言うが、焔は普通のチヴィットとは少し違う。サイズはそうだが、ぬいぐるみの様なチヴィットと違い、人形の様な焔はやはり目立つ。
「うわぁ………可愛い!!」
「ママ、私もあれ欲しい!!」
と言った具合にやはり注目されていた。
「それよりも何迷子になってるのよ。それに何、頭に乗せてる子は?………もしかして攫ったの?」
「アホか。この子家族とはぐれちゃって、一緒に探してやってるんだ」
「ふ〜ん」
そう言って焔は肩車しているノーヴェをジロジロと見る。
「………」
「おい焔、そんなジロジロと………」
「可愛い………」
「え?」
「私、中島ノーヴェ」
「私は焔よ。あなた、大変ね………こんなに人が居る中で家族とはぐれちゃって………私も探すの手伝ってあげるわ」
「!!ありがとう」
何だかよく分からないが、直ぐに仲良くなれたようだ。
「それよりも焔、みんなは?」
「みんなまだあのお店で買い物中。私はマスターの居る位置が分かるから迎えに来たのよ」
「ん?何で分かるんだ?」
「私の本体はカード。ホルダーのラグナルにあるの。だから今の私はチヴィットにデータを送信して動かしているって感じ。だからラグナルを持っていればマスターがどこにいても分かるのよ」
「へえ………」
「………あれ?」
そんな話をしていると何やらおもちゃ屋が騒がしくなってきた。
「何だ?」
『皆さん、これからブレイブデュエル特別イベントを開催します!!ルールは簡単!!4人のバトルロイヤル戦で3回勝ち抜いた方にレアカードとこの店限定カードホルダーをプレゼント致します!!参加は1人300円。なお1人、一回のチャレンジになりますのでご了承下さい!!』
「へえ、イベントか………」
アナウンスと共に大勢の人がこのおもちゃ屋に集まり始めた。
「ちょ!?」
「きゃっ!?」
「やっ!?」
入口の近くにいた俺達はその流れに飲まれるように巻き込まれる。
気が付けば列の最前列の方に俺達は居た。
「おい、2人とも大丈夫か?」
取り敢えずノーヴェを下ろして確認する。
「はい………
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