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account 4 そ、その力は不味い気が……
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を出して、いや、身体そのものを氷に変えたかと思えば、今度は、拳から炎を出して、いや 炎の拳、火の拳を繰り出したり、……身体そのものを炎にしてみたり、マーブルの攻撃がたまたま当たったかと思えば、その身体は実体がなく、すり抜けたり。流動する身体を捕える事ができなかったり。

 あまりに、著作権が……ではなく、ちょっとそぐわない様な気がする。コテンパンにされるマーブル達もそれは思っていた様であり、次第に能力? を変えてきている。

 《火を口から吹いて》みたり、《氷を作り出して造形をして》みたり、と。まるで、何処かの(・・・・)魔道士の様に。

 ちゃんと、世界に合わせて?きていた様だった。






「んー、まぁ こんなもんだな。……とりあえず、それなりに楽しめた様だ」


 腕を軽く振って、そう言う男の周囲には、現れたマーブル達の残骸が広がる。
 言っておくが、全員死んだ訳ではなさそうだ。痙攣しているものの、この倒れているマーブル達が、プレイヤー達に攻撃した様な致死性は彼が繰り出した攻撃には無かったから。

 突如、始まったゲーム。……沢山の人を死に追いやった理不尽なゲーム。
 そのゲームは、その始まった衝撃(インパクト)を残したまま、同じ位の衝撃(インパクト)を起こし……。


――お、終わった? これで 帰れるのか……?


 それは1人の男が呟いた。
 いきなり、ゲームをする。
 
 それは、伝染するかの様に周囲に渦巻く。当然だとも思える。元凶が倒れているのだ。この有り得ない世界でゲームをするというのであれば、その元凶のマーブルが死に絶えた、というのであれば、物語は終了だから。

「お、終われるんだぁぁ!!!!」
「あ、ありがとうっっ、ありがとうぅっっっ!!!」
「アンタのおかげだっっ!! ほんとにありがとうっっ!!!!!」

 最初は小さかった伝染したそれは、大きく、まるで津波の様に場を飲み込んだ。

 それを、眺めた男は、何やらつまらなそうな顔をした。


「――……なんかお前ら、勘違いしてね?」


 解放されると、信じて疑わなかった面々は、その言葉が意味するものが全く判ってなかった。ただただ、終わりを告げた、と思っていたのだから。それだけは疑い様が無かった。


「オレを、マーブル(あいつら)が殺す様なこたァ出来ねェが、お前らは別だぜ? オレは、ただ楽しんでるだけ。ゲームを進行させンのは、あくまで向こう、だ。だから、今その……フォロアー? ってヤツが0になりゃ、死ぬのはそのまんまだ」

 冷静に、あっけらかん、と返す。
 男は、自身のポケットの中に入ってるケータイを取り出すと、これ見よがしにみせつけながら。

「死なねェのは、あくまでオ
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