十二話:昔話
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
が居なくなったところで切嗣がアインスを呼び止める。
「アインス」
「どうした、切嗣?」
「……今は幸せかい?」
問いかけの意味が分からずにきょとんとした顔をするアインスだったがすぐに満面の笑みを見せる。
「この上なく幸せだよ」
「ああ―――安心した」
その言葉に切嗣はまるで自分が救われたかのような笑顔を零す。
その笑顔が余りにも綺麗だったためにアインスは思わず顔を赤くしてしまう。
「おとーん、アインスー。早よ来てーや」
「あ、はい、主」
「今行くよ、はやて」
はやての呼びかけに答えるように二人は足早に、しかし自然に二人並びながら歩き出すのだった。
〜おわり〜
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ