Lost Memories
プロローグ
4 町の所有者『天ノ峰 光里』
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誰……誰なの。皆目見当もつかない。こんな目立つ見た目の少女に会ったことなんてない。
「じゃあ。ゆっくり考えて」
彼女はそう言い残し、森の中へと入っていく。待ってと言うも、聞いてはくれなかった。
何だったのだろう。
いや、それよりも、今目の前にあることを片付けないと。さっき彼女は、直ぐ横のちょっと高めの段差の先を指していた。恐らく、その向こうに要救助者が居るのだろう。もしくは、自殺志願者か。
後者だと面倒なので、できれば前者であってほしい。
兎に角、問題になる前に助けないと。一応家の土地だし。
あたしは少し衣服を汚しながらも、どうにか段差を登っていったのだった。
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