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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
八話〜ホテル・アグスタ
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!」
よかった…………少しは元気になったみたい。
side 士郎
「そうか」
「うん。ティアナのことは、士郎君も見ててあげて」
「ああ。そうするよ」
なのはと合流し、ともに捜査をする。と、
「なのは、あそこでフェイトと一緒にいるのは?」
「え?ああ……ユーノ君って言って私の幼馴染」
「そうか、彼がユーノ博士か」
「知ってるの?」
「ああ。先ほどマスターから聞いた」
「そっか」
と、向こうもこちらに気づいたようだ。
「行ってきたらどうだ?君も息抜きは必要だ」
「でも捜査残ってるよ?」
「私一人でもそんなに難しい作業ではない。久しぶりなのだろう?」
少し迷った後、
「うん、ありがとう。行ってくるよ」
そういって駆けていった。
side なのは
「ユーノく〜ん、フェイトちゃ〜ん」
「あっ、なのは」
「なのは、ちょうどよかった。アコース査察官が戻られるまでユーノ先生の護衛を頼まれてるんだ。交代お願いしてもいい?」
「うん、了解」
「それじゃ、またあとで」
フェイトちゃんはエリオとキャロの方へ駆けていった。
「久しぶり。今日は偶然、なのかな?」
「アコース査察官は今回のオークションに機動六課が派遣されてくることはご存じだったみたいだよ。それで、オークションの見物がてら、って同行してくださったんだ」
「そうなんだ……」
「それより、なのは。さっき一緒にいた人は……?」
「ああ、士郎君?六課のフォワードメンバーで、はやてちゃん直属の部下なんだ」
「ふ〜ん」
「今度紹介するね」
「うん、楽しみにしてるよ」
「そっか。それでね………」
side はやて
「部隊、うまくいっているみたいだね。僕も何か手伝えたらいいんだけど……」
「アコース査察官も、遅刻とサボりは常習やけど、基本的には忙しい身やろ?」
「おいおい、ひどいな」
「カリムも心配しとったでぇ?可愛いロッサのこと」
「心配なのはお互い様だろう?僕とカリムにとって、はやては妹みたいなものだからね」
「そういえば、ユーノ君とお友達やったん?」
「つい最近、無限書庫に調べものに行ってね。その時に彼が直々に案内してくれて、それからの付き合いだよ」
「ふ〜ん」
そういうことやったんか…………
side 士郎
「機動六課フォワードメンバーのみなさ〜ん、撤収準備が整いました〜。集合してくださ〜い」
これで今回の任務は終了か。何事もなく、とはいかんがとりあえずは一安心だな。
しかし、ティアナは………なぜあのよ
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