進級試験とウロボロス
中間試験と昇格試験に関して×新たな技伝授とハイブリッド・ピースになった白音
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して聞いていたけど、冥界の経済学と各領地に関する民俗学についても一誠君が少し応用として入れた小テストを解いているよ。問題は筆記試験に出るこれの解き方何だけど」
祐斗が指を差したので、俺は通信機を片耳に付けたまま見てみると数式による魔法のようなのだった。魔法と魔力は違う事であり、発動手順も違う訳だが魔法に詳しいロスヴァイセが今はいないのでこれ関連は教えている。経済学と民俗学は人間からの転生者により、一つの壁でもあるがコイツら的には悪魔の価値観と人間の価値観が違う所ぐらいか。
「ここはこうやって解く、それと悪魔と人間で違うからか根本的な文化が違うが敢えて問題に出してくる事が過去問に出ている。御家によって性格も違うし、領地の統治方法も違うからここも抑えといた方がいいぞ。今の悪魔世界は貴族社会となっているが、もう少しすればそれが無くなる社会になっていくだろう。領民に対して不満が出ているがな」
「なるほど。ありがとう一誠君、僕もここは絶対出ると思って丸暗記している所だよ。ところで冥界でやっている『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』と『黒衣の神皇帝』が、問題として出るらしいけどそれはどうなのかな?」
「あーアレね。多分出ると思うぜ、『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』と『黒衣の神皇帝』は冥界だと視聴率争いしているようだ。なので頭に叩き込んだ方が良いと思うぞ」
「ところで一誠さんは最近だと勉強よりも別の事をしているそうですが、一体何をしているのですか?」
「余り気にしない方がいいぞアーシア。俺は大学に出た程の学力を持っているからな、テストはちょっとした事であり俺は色々と忙しい身であるからな」
「・・・・例の一件ですね、母様から軽く聞いていますが改めて別勢力だと名乗ってから忙しいと聞いております」
俺らソレスタルビーイングと言う正式勢力名を発表した事で、各神話は少し混乱状態となっていた。なので世界各国にある国連軍と蒼い翼で何とかしているようだが、最近のアグニとオーフィスは互いの力を見せびらかしては鍛錬メニューに組み込んでいた。前だとオーフィスは混沌・無限・虚無を冠するドラゴンで、伝承に聞くウロボロスとは違うらしい。
『アスモデウス、アグニとオーフィスはまだ模擬戦でもやっているのか?』
『もう終わったけど、十戦して引き分けで終わったわ』
『アグニはずっと次元の狭間にいたが、オーフィスはこちらの世界に居続けた結果として変質したとも言われている』
『でもこちらに戻って来てからのオーフィスは、とても楽しいと言うし笑顔も見るようになったからホント助かっているわ』
次元の狭間本家にいるアスモデウスに念話を入れると、既に模擬戦は終わらせたようだが流石真龍対龍神だな。十戦して引き分け状態で終わらせると言うのは、二天龍
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