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ボカロ☆ロマンス
第4話 歌姫の本領
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見て??私の部屋広くない??」
ミク「…マスターの部屋より広そう…」
伽耶「それにしても危なかったぁ。」
ミク「危なかった…ですか?」
伽耶「うん。さっきのままじゃ私…」
伽耶「貴女をバラバラのスクラップにしてたかも。」

今でもヤバイ気がするんですけど。この人はアレですか…ヤンデレっていう種類ですか…

伽耶「あははははー。嘘だから安心して??」
伽耶「改めて…いや、初めてか。自己紹介します。」
伽耶「私の名前は《那覇伽耶》。《那覇大輝》の義妹で年は15歳の中学三年生よ。」

伽耶さんか…可愛いなぁ…マスターの義妹には勿体無いレベルですね。癖のないつやっつやの黒髪…大きくてしかも形がいい目。小顔だし。鼻は…高くないけど崩れてるわけでもない…ダメだ。顔だけでも褒めどころいっぱいなのにスタイルまで抜群なんだもの…胸大きいし。

伽耶「ご高説どうもありがとう。」
ミク「…まさか今の口に出てましたか?」
伽耶「よく聞こえたわよ。まぁ…ありがとう。」
伽耶「ミクちゃんって面白いね。笑」

きゃああああ??何で私ったら心の中が口に出るのかしら。うぅ…恥ずかしい…

伽耶「次は貴女の番よ。」
ミク「あ、はい。えーっと…」
伽耶「まぁだいたいのことはお兄ちゃんから聞いたけど。」

じゃあふらないでくださいよ。ちょっとビックリしましたよ。

伽耶「これから一緒の家で暮らす訳だけど…」
伽耶「まぁよろしくね。」


そう言うと伽耶さんが私にニッコリと笑いかけてくれました。まるで天使みたいに。
天使みたいなのは伽耶さんが可愛いってのもあるけど、何よりその笑顔がとっても透き通ってるように見えて…
きっと心も綺麗なんだろうな。

伽耶「でも、お兄ちゃんに何かしたらスクラップにするから。」

…前言撤回。









伽耶「はぁぁぁ…美味しかったぁ…」
ミク「マスター本当に料理上手ですねぇ」
伽耶「ミクちゃん…お兄ちゃんの料理の腕前は私よりずっとすごいんだよ。」
ミク「そうなんですか…」

みんなに褒められるのも悪くないな。自分ではあまり美味しいとは思わないんだけどね。
夜ご飯は久しぶりに楽しかった。大半は、伽耶が昔の、俺との出来事を話してるだけだったが、賑やかだったのが少し心地よかったようだ。ミクも興味津々で聞いてたし。

なんとも賑やかで幸せな夕食を終えると、ミクが突然立ち上がった。

ミク「マスター、伽耶さん。」
大輝「どうした?」
ミク「私…正直心配でした。それが使命とはいえ、マスターの一家とうまく打ち解けられるかどうか。そして、私がうまく馴染めなくてみなさんに迷惑をかけることが」
ミク「だけどみなさん本当にいい人で、すぐに仲良くしていただきました。
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