第4話 歌姫の本領
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ミク「マスター??シャワーありがとうございまし…」
ミク「ってそこにいる女性は何者ですか??」
大輝「一応俺の義妹だ。」
ミク「あの服のセンスが破廉恥な義妹さんですか??」
…言うと思った。まぁ間違いではないので否定はしないでおくか。多分、伽耶の方から茶々が入るとは思うけど。
伽耶「まぁ否定はしないわ。」
伽耶「お兄ちゃんこういう下着好きだから…」
おい。伽耶は何を言っているんだ。それじゃあまるで…
ミク「マスター…」
ミク…その冷たい目はやめてくれないかなぁ…心にくるよ意外と。まぁ、そんなミクの視線は軽く流しといて、とりあえず飯でも作ることにする。夕飯まだだし。
大輝「伽耶は夜ご飯まだか?」
伽耶「えぇ??今日お兄ちゃんが作ってくれるの??」
大輝「夜ご飯を食べたかどうか聞いてるんだが。」
伽耶「…食べてない。お腹すいちゃった。」
昔から伽耶とは知り合い…というか兄妹だったからこいつのことはよく知っているつもりだ。そんな俺から言わせてもらうと伽耶は可愛い。特に、今みたいに《テヘペロ》みたいな動作が1番可愛…
ミク「ネギスラァッシュ??」スパァァァん??
大輝「ぎゃぁぁぁぁぁ??」
ミクが不意に俺の頭をネギで殴る。凍ってなかったみたいで痛くな…いや、かなり痛いよ。君らもネギで殴られてごらん。笑いごとじゃないから。
大輝「ったく…何故殴った。しかもネギで。」
ミク「ほら…なんとなくですよ。」
大輝「ひどすぎだろ。」
ミクがなんかモジモジしてるのは気のせいか。
伽耶「お兄ちゃん…?なんでそんな女とイチャイチャしてるのかなぁ?」
ミク・大輝「「何処がだ??」」
ミクと俺の息がピッタリ合う。こんなときばっかり…ってそれはそれでまずいぞ…伽耶的な問題で。
伽耶「まぁいいや。お兄ちゃんご飯できたら呼んで。
それまでミクちゃん…だっけ?と私の部屋でお話ししてるから。」
大輝「あぁ…お前自分の部屋どこかわかる?」
大輝「引っ越してからまだゆっくり家の中見てないだろ。」
伽耶「もう…バカにしないでよ。二階の東側の部屋でしょう?」
大輝「いや、西側の部屋だけど…」
ミク「…」
伽耶「ミクちゃん行こ。」
ミク「え…はぁい。」
今のやりとり…俺としては意外だった。部屋を間違えるのは想定内だけど、俺とミクのやりとりで今までの伽耶だったら《お兄ちゃんに触るなぁ??》ってブチ切れると思ったんだけどなぁ…なんか皆さんからの疑いの視線が…いや、本当にブラコンなんだって??道を間違えればヤンデレレベルの。
まぁこれで料理に集中できるし良しとするか。…少し寂しい気もするけど。しかしミクと二人きりで何を話すんだろう…
伽耶「ミクちゃん
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