第四十一話 秋山大尉!ダンスも勝負のうち!!その十一
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「いつも清潔にしてるぜ」
「毎日な」
「だからそんな病気なるかよ」
「インキンも水虫もな」
「そんなの手前等がなれ」
「それで苦しんでやがれ」
こう言うのだった。
「作者は右向け左って漫画で自分と同じ名前のキャラがインキンうつされる場面出て来てそれでトラウマになってるんだよ」
「これはかなり効くぜ」
「作者の七大トラウマの一つだ」
「そのうちの人一つなんだよ」
こう言ってだ、そしてだった。
二人は戦の場に行くのだった、そこは。
有馬で一番大きなホールだった、二人はその場所を観て言った。
「ああ、ここか」
「ここでダンス勝負か」
「じゃあやるか」
「相手が来たらな」
「っていうか開始一時間前か」
「また早く来ちまったな」
時計をチェックするとその時間だった。
「じゃあちょっと変身解いて風呂入りに行くか」
「こっそりと解いてな」
「じゃあ行くか」
「今からな」
こう話してだ、そしてだった。
二人は一旦変身を解いて勝負の場から風呂に向かった、そこで心ゆくまで湯舟を楽しんでそうしてからだった。
勝負の場に戻るとだ、五分前でだった。
瞬と秋山がいてだ、二人に行って来た。
「丁度、じゃないわね」
「前に来ていたな」
「それでお風呂に入ってたのね」
「そうだな」
「ああ、そうだよ」
「ちょっと早く来ちまってな」
そうだとだ、二人は変身していても身体から湯気を出しつつ答えた。
「一風呂入って来たぜ」
「変身解いて入ったからばれてないぜ」
「ついでに出入り禁止でもないしな」
「この姿じゃこの戦い終わったら有馬自体に出入り禁止になるけれどな」
このことはもう決まっていることだ。
「変身解いてると平気だぜ」
「その時の顔は誰も知らないからな」
だからノープロブレムなのだ。
「それで風呂楽しんできたぜ」
「充分にな」
「そうなのね。まあ私もこの前スーパー銭湯入ったけれど」
読者サービスで下着姿になったというのだ。
「よかったわ」
「風呂はいいぜ」
「心身共に洗い清められるぜ」
「あんた達心は清められてないでしょ」
瞬は二人にお約束の突っ込みを入れた。
「身体はともかく」
「へっ、そう言うと思ったぜ」
「負けた奴の覚えていやがれ並だな」
「絶対そう言うと思ったぜ」
「お決まりのパターンだからな」
それこそアイドル雑誌にアイドルの水着グラビアがある様なものだ。
「言われると思ってたぜ」
「けれど俺達は何とも思っていないぜ」
「何しろいつも言われてるからな」
「平気だぜ」
つまり誰が見ても性根が腐っているのだ、この二人は。
それでだ、悪びれないままだった。二人は審判役のスペインから来ている大学でスペイン語を教えているファナ
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