6話 知りたくなかった絶望感(ディスペア)
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
せつけて、クロノスが窓を割って助けに来たところに何かしらの罠を使う。と言うのはどうでしょう?」
「それよ!」
リーナは指をパチンと鳴らす。
「アーシャは馬鹿だけど、偶にいいこと言うわね!」
「リーナさん!褒めるかけなすかどっちかにして下さいよ!」
クロノスはルースフェルトの死と、メリラが捕縛された事を知り、シャルラッハートに工場の破壊を任せ、カリヒ達が居る場所を聞き込みに行った。
初めて顔に泥を塗られた。だから彼はカリヒに怒り以上の憎悪が溜まっていた。
「なあ。この男を見たことがあるか?」
クロノスの立ち直り用は異常に早く、近くの住宅地を歩きまわり、似顔絵を見せ、聞いて回っている。
「知らないねぇ」
それもそのはず。矢渕カリヒは此処には住んでいないのだから。
「そうか。ありがとう、世話をかけたな」
クロノスは駆ける。アメリカの大地を。仇であり、敵であり、好敵手であるカリヒを探り…
……続く
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ