マブラヴ
1208話
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・クォーターもアークエンジェル同様に空を飛んでいる。
その辺に関しては、どうしても重要事項なんだろう。
「光線級は、地球のBETAが戦闘機への対策として生み出されたものだ。だが、火星では誰とも戦闘をしていない以上、空に対する攻撃に対処は出来ない筈だ。勿論、今回俺達が行う攻撃で火星のオリジナルハイヴであるマーズゼロを落とせなければ、対応されるかもしれない。だが、少なくても俺達が行う攻撃では向こうに対処法はないと思ってもいい」
その言葉を聞き、会議室の中に若干安堵の息が漏れるが……
「ただし」
そう言って、言葉を挟む。
「それは、あくまでも俺の予想でしかない。もしかしたら、火星にも光線級がいるという可能性は否定出来ない。ハイヴ同士で連絡を取っているという可能性も否定しきれないしな」
「……なるほど」
アスランが頷きを返す。
「さて、まぁ、色々と説明したが……一応、これが攻略予定の火星だ」
その言葉と共に、会議室の映像モニタに火星の様子が映し出された。
当然攻略しようとしている以上、火星の情報収集は既に行われている。
火星の衛星軌道上に偵察衛星を上げての偵察だ。
BETAが衛星軌道にいる相手に対して攻撃をしないというのは、地球も火星も変わらないらしい。
「こうして見て貰えば分かると思うが、火星はこのような状況だ。……で、俺達が攻略する予定の火星のオリジナルハイヴ、マーズゼロとその近くにあるハイヴが……これだ」
レモンが俺の言葉に合わせて機器を操作し、画面に巨大な……地球のものとは比べものにならない程に巨大なハイヴの姿を映し出す。
周囲でそれを見ていた者達が、マーズゼロの姿を見てそれぞれに声を漏らしていた。
……さて、どれだけの世界が、どれだけの兵力を出してくれるかな?
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